ヨアブの部下の一人が、アマサの従者に叫びました。「ダビデ王に味方するなら、ヨアブ様について来い!」
血まみれのアマサが、道の真ん中に転がっていました。やじうまが大ぜい集まって来たので、ヨアブの部下は死体を野へ運び、その上に着物をかけました。
死体が片づけられると、みなはシェバを捕らえようと、ヨアブのあとを追いました。
われわれの目当ては、エフライム山地出身のシェバという男だけだ。その男はダビデ王に背いたのだ。彼さえ引き渡してもらえれば、穏やかに引き揚げよう。」 「かしこまりました。その男の首を城壁の上から投げ落としましょう。」
それから、王はアマサに、三日以内にユダ軍を召集し、その結果を報告するように命じました。
エフーがイゼベルを見上げながら、「だれか私に味方する者はいないか」と叫ぶと、二、三人の宦官が顔を出しました。