そうしたら戻ります。両親の墓のある故郷で死にたいのです。で、ここに控えておりますのがキムハムと申しますが、これにお供をさせていただけませんか。どうか、私の代わりにあなたの面倒を見させてください。」
私が死んだらエジプトから運び出し、先祖のかたわらに葬ってくれ。」ヨセフが約束すると答えると、
そのあとイスラエルは、またヨセフに言いました。「私はもう長くはない。だがおまえには神様がついている。きっともう一度、先祖の国カナンへ帰れるだろう。
ただ、ごいっしょに川を渡らせていただければと思いまして。これほど名誉なことはありません。
「それはよい。キムハムとやらを連れて行こう。ご恩返しのつもりであなたの言うとおりにしよう。」
王はキムハムを伴ってギルガルへ向かいました。ユダの大多数とイスラエルの約半数が、ギルガルで王を出迎えました。
しかし、ギルアデ人バルジライの子らには親切にし、いつも王の食卓で食事をさせてやりなさい。彼らは、私があなたの兄アブシャロムから逃げた時、親身に世話をしてくれたからだ。
こう言うのも、私の最期が迫っているからです。いつまでもあなたを助け続けるわけにはいきません。もうすぐ天国へ旅立ちます。
まもなく私は、世の人々の例にならい死を迎えるだろう。よくわかってくれていると思うが、主のお約束はすべて実現した。