アブシャロムとイスラエルの全長老は、その計画に賛成しました。
ところが、アブシャロムは、「アルキ人フシャイの意見も聞いてみよう」と言いだしたのです。
王とその助言者たちはそれで完全に意見が一致したので、
王も側近たちも、なるほど、そのとおりだと思い、メムカンの意見に従うことにしました。
すると、ゼレシュや友人たちは、口をそろえて言いました。「だったら、こうすればいいでしょう。うんと高い絞首台を作るのです。五十キュビト(約二十五メートル)もあるのを。明日の朝にも、陛下に願い出て、モルデカイをつるしてやるのです。すっきりした気分で、陛下と宴会においでになれますよ。」なんとうまい考えだろう。ハマンは大いに乗り気になって、すぐさま絞首台を作らせました。
そのような罪を犯せば、神から死の刑罰を受けなければならないことをよく知った上で、自分でそれを行うだけでなく、他の人まで引きずり込んでいるのです。
「うむ、それはでかした。私を心にかけてくれる者が、ついに現れた。