戦場から戻って来たウリヤに、ダビデはヨアブや兵士の様子、戦況などを尋ねました。
「そうですか。その方はお元気ですか。」 「元気だとも。順調にやっているしね。ああ、ちょうどよかった。ほら、あそこに羊を連れてやって来る娘、あれが娘さんのラケルだ。」
さあ、何とかしなければなりません。ダビデは急いでヨアブに伝令を送り、「ヘテ人ウリヤを帰還させよ」と命じました。
イテロがそう伝えると、モーセは大喜びで迎えに出、あいさつを交わしました。さっそくその後の消息を尋ね合い、それからモーセのテントに入って、時のたつのも忘れるほど、心ゆくまで語り合いました。
ダビデは持って来た包みを荷物係に預け、兄たちに会うために陣地へ駆けだしました。