ところで、カルメル村の近くにマオン出身の裕福な人がいて、大きな牧場を持っていました。羊三千頭、やぎ千頭がいましたが、ちょうどそのころ、羊の毛の刈り取りが行われていました。
それからは裕福になる一方で、たちまち資産家になりました。
ある人がタマルに、そのことを教えました。
ヨブの晩年は、初めよりずっと祝福されました。羊を一万四千頭、らくだを六千頭、千くびきの牛、雌ろば千頭を持つ身となったのです。
翌朝早く、彼がサウルに会いに出かけようとした時、「サウル王はカルメル山へ行って自分のために記念碑を建て、それからギルガルへ引き返した」と告げる者がありました。
人々はサウルに先立ちジフに帰って行きました。一方ダビデは、サウル王がジフに向かっていると聞くと、部下を引き連れてさらに南下し、マオンの荒野に難を避けました。しかし王は、そこまでも追って来たのです。
ダビデの二人の妻、アヒノアムとアビガイルも連れ去られていました。