ところが部下たちは、「ユダにいても怖いくらいなのに、とてもケイラまで行ってペリシテ軍と戦う勇気などありません」と反対します。
私は主に信頼しています。 なぜ、あなたたちは臆面もなく、 「身の安全のため山へ逃げろ」と言うのですか。
主は私に、こう答えました。 「もしおまえが、このアナトテの住民のような、 ただの人間と競走して息を切らせるとしたら、 どうして、馬や王、その家来、悪い祭司を相手に 競争できるだろうか。 平地でつまずき、倒れるとしたら、 ヨルダンの密林ではどうなるのか。
ダビデは、「ペリシテ人を攻めに行くべきでしょうか」と主に伺いを立てました。すると、「行って、ケイラを救え」との主の答えでした。
隠れ家を確かめしだい、戻って来てくわしく報告してくれ。すぐに、私も行こう。とにかく、この地域にいるとわかれば、草の根を分けても捜し出すぞ。」
王とダビデは、同じ山の一方の側とその反対側を進むほどに近づき、サウルとその兵が迫ると、ダビデはうまくそれを避けました。しかし、まもなくその必要もなくなりました。
もう一度、主に伺いを立てたところ、再び答えがありました。「ケイラに行け。わたしがあなたを助けてペリシテ人を征服させよう。」