「王の密使として来たのです。私がここにいることはだれにも秘密です。供の者とは、あとで落ち合う手はずになっています。
「それはまた、ずいぶん早く鹿を捕まえたものだな。」 「ええ、主がすぐ見つけられるようにしてくださったのですよ。」
「おまえは、ほんとうにエサウかい?」 「ええ、もちろん私ですよ。」
「実は、私もあなたと同じ預言者です。御使いが主のお告げを知らせてくれたのです。あなたを家にお連れし、食事と水を差し上げるようにとのことでした。」 こうして、彼はその人をだましました。
どうか、いっさいの過ちから守り、 そのような資格もない者ですが、 私があなたのおきてを守れるよう助けてください。 私はすでに、正しい道を歩もうと決心したからです。
主よ、どうか、この口を堅く閉じ、 くちびるに封をさせてください。
その日、敵軍はノブで止まり、 シオンの山の上にあるエルサレムに向けて 進軍の手を振ります。
ペテロは初めのうち、割礼にもユダヤ教のさまざまなしきたりにもとらわれない、外国人のクリスチャンと共に食事をしていました。ところが、あとからヤコブの友人であるユダヤ人が何人かやって来ると、彼らの目を恐れて、外国人と食事をするのをやめてしまいました。そのユダヤ人たちは、形式を重んじるユダヤ主義者で、「救われるためには割礼を受けなければならない」と主張していたのです。
だまし合いはやめなさい。うそは、あらゆる悪にまみれた古いいのちの特徴でした。しかしすでに、その古いいのちは死んだのです。
サウルはミカルにただしました。「なぜ、私をだまして彼を逃がしたのか。」 「しかたがありません。そうしなければ殺すと、あの人に脅されたのです。」
ところで、何か食べる物はないでしょうか。パン五つでも、何かほかの物でもいいのですが。」
ダビデは悲痛な声で言いました。「そうでしたか。あそこでドエグを見かけた時、彼は王に告げ口するだろうとにらんでいたのです。それにしても、私がご一族の死を招いたようなものです。
その時、家臣の中に同席していたエドム人ドエグが口を開きました。「私がノブにおりました時、ダビデが祭司アヒメレクと話しているのを見かけました。アヒメレクは、ダビデのために主にお伺いを立て、そのうえ、パンとペリシテ人ゴリヤテの剣を与えたのでございます。」