父のたくらみをダビデに知らせました。「明日の朝、野に隠れ場所を見つけて潜んでいてほしい。
私は神を敬うこの国の人々の 仲間に加わりたいのです。 彼らこそ、真に高貴な人々です。
真の友は決して裏切りません。 兄弟は苦しみに会ったときに 助け合うためにいるのです。
ところが、この陰謀を、パウロの甥が知ったのです。彼は急いで兵営に駆け込み、このことをパウロに知らせました。
そして、昼も夜も町の門を見張りましたが、いつしか、この陰謀はパウロの耳にも入ってしまいました。
ついにサウル王は、側近や息子のヨナタンにまで、ダビデ殺害をそそのかすようになりました。しかしヨナタンは、ダビデと深い友情で結ばれていたので、
父をそこまで連れ出すから。そこであなたのことについて話をする。何かわかったらすぐに知らせる。」
「そんなはずはない。父がそんなことをたくらんでいるとは信じられない。父はどんなささいなことでも、思っていることを私に話してくれる人だ。そんな重大なことを隠し立てするわけがない。」
「明日から新月の祝いが始まります。これまではいつも、私はこの祝いの席にお父上と同席してきました。しかし、明日は野に隠れ、三日目の夕方まで潜んでいるつもりです。