ダビデはゴリヤテの首を持ってエルサレムへ帰り、ゴリヤテが着けていた武具を自分の天幕に保管しました。
モーセはアロンに、容器を持って来て一オメル分のマナを入れ、それを主の前の聖なる場所に納めて、何代も保存するよう命じました。
イスラエル軍は引き返して、もぬけの殻となったペリシテ人の陣地を略奪しました。
サウル王は、ダビデがゴリヤテと戦うために出て行くのを見た時、司令官のアブネルに尋ねました。「アブネル。あの若者は、どんな家系の出なんだ。」 「それが、全くわからないのです。」
ダビデがゴリヤテを倒して帰って来ると、アブネルはその首をかかえたダビデを、王の前へ連れて来ました。
「それはお困りでしょう。実は、あなたがエラの谷で打ち殺した、あのペリシテ人ゴリヤテの剣があるのです。布に包んでしまってあります。武器といえばそれしかありませんが、よろしかったらお持ちください。」 「それはありがたい。ぜひ頂きましょう。」