私は自分の息子よりも、この人を選んだ。私は若いころから公の務めについてきたが、今や白髪頭の老人になった。
私は年をとり、髪は白くなりましたが、 どうか見捨てないでください。 神のすばらしい奇跡を 次の世代に伝えさせてください。
戦いを指揮し、民を守る指導者を選んでください。どうか、主が特別に目をかけてくださるこの民を、飼い主のない羊のようにしないでください。」
こう言うのも、私の最期が迫っているからです。いつまでもあなたを助け続けるわけにはいきません。もうすぐ天国へ旅立ちます。
主がイスラエルを敵から守り、彼らに勝利を与えてから、かなりの年月がたち、ヨシュアも老人になりました。
彼は、イスラエルの指導者である長老、裁判官、長たちを呼び、語りました。「私も、もう年をとった。
エリはすでに高齢に達していましたが、身辺の出来事についてはよくわきまえていました。例えば、息子たちが幕屋(聖所)の入口で仕えている女たちを誘惑したことも、ちゃんと知っていました。
それなのに、どうしてささげ物を一人占めしようとするのか。わたしよりも息子のほうが大事なのか。よくも親子して最上のささげ物によって肥え太ったものだ。
すると主が来られて、さっきのように、「サムエル、サムエル」と呼びました。そこでサムエルは、「はい。しもべは聞いております」と申し上げました。
エリの家は永遠にさばかれると警告しておいた。それは、神を冒瀆する息子たちの行為を、エリは手をこまぬいて見ていたことの報いである。
エリのほうがサムエルを呼んだのです。「サムエルよ。主は何とお告げになったのだ。包み隠さず話しておくれ。小指の先ほどでも隠してはいけないよ。そんなことをしたら、神様がきつく罰してくださるように。」
やがて、年老いたサムエルは隠退し、イスラエルを裁く仕事を息子たちに譲りました。
よその国々と同じになりたいのです。王が私たちを治め、戦いを指揮してくれるでしょう。」
しかし彼らには、父のような高潔さが欠けていました。金に目がくらんでわいろを取り、公平であるべき裁きを曲げていました。
彼らは、サムエルの隠退後、息子たちの行状が思わしくなく、物事に支障をきたしていることを話しました。そして、こう願ったのです。「どの国にも王がいます。私たちにも王を立ててください。」