また、私たちのことも忘れないでください。キリストの奥義である福音を伝える機会が多く与えられるように、祈ってほしいのです。この福音のために、いま私は投獄されているのです。
「あなたがたには神の国を理解することが許されていますが、ほかの人たちはそうではないからです。」イエスはこう答え、
二人はさっそく信者たちを集めて伝道旅行の報告をし、神が外国人にも信仰の門を開いてくださったことを話しました。
私が語った福音にあるとおり、神はあなたがたを強め、不動のものとしてくださるお方です。この福音は、世の初めから秘密にされてきたものですが、今、預言者たちのことばどおり、また神の命じられたとおり、世界中の人がキリストに従うようになるために、至る所に伝えられています。ただ一人の知恵に満ちた神に、私たちの主イエス・キリストによって、栄光がとこしえまでありますように。アーメン。 パウロ
エペソでは、福音を宣べ伝えるための門戸が、広く開放されているからです。しかし、それだけにまた、敵対する者も多いのですが。
こういうわけでアポロや私を、神の深い御心を説明し、その祝福を配って回る、キリストの福音を預かる管理者と考えてください。
私がトロアスの町まで行った時、主は、福音(イエス・キリストによる救いの知らせ)を伝える絶好の機会を与えてくださいました。
私パウロは、今、キリスト・イエスの囚人となって投獄されています。それは、あなたがた外国人も、ユダヤ人と同じように神の家族の一員だと語ったからです。
このように申し上げるのは、これらについて私がどう理解しているかをわかっていただくためです。
それは、万物を造られた神が、世の初めからの計画どおりに、ご自分が外国人の救い主でもあることを、すべての人に説き明かすためでした。
主に仕えたために、今こうして牢獄につながれている私からお願いします。このようにすばらしい神の祝福を受けるために選ばれたあなたがたは、それにふさわしく生活し、行動してください。
これからも、この喜びは続くでしょう。なぜなら、あなたがたの祈りと御霊の助けによって、このことがすべて私に益となることがわかっているからです。
こう考えるのは、きわめて当然です。あなたがたは、私にとって特別な存在なのですから。私が獄中にある時も、自由の身でキリストの福音を語っている時も、あなたがたは、私と共に神の祝福をいただいたからです。
神はこれまで何世代にもわたって、この救いの計画を秘密にしてこられましたが、今ついに、神を愛し、神のために生きる人々にそれを明かされました。この計画があなたがた外国人にとって、どんなに栄光に満ちたものであるかを知らせたいと思われたのです。その計画とは、「あなたがたの心の中に住むキリストこそ、栄光にあずかる唯一の希望である」ということです。
このあいさつは、私の自筆です。私が獄中にいることを覚えていてください。どうか神の祝福が、あなたがたに満ちあふれますように。 パウロ
愛する皆さん。私たちのために祈ってください。
どうか主が、オネシポロとその家族とを祝福してくださいますように。彼はたびたび私を訪ね、励ましてくれました。彼が来るたびに、私はたいへん元気づけられたのです。しかも彼は、私が獄中にいることを、少しも恥ずかしいこととは思いませんでした。
私が今こんな目に会い、犯罪者のように牢獄に放り込まれているのは、ほかでもなく、このすばらしい真理を人々に伝えたからです。しかし、私は鎖でつながれていても、神のことばはつながれてはいません。
どんな時にも、神のことばを熱心に伝えなさい。機会があろうとなかろうと、つごうが良かろうと悪かろうと、しっかりやりなさい。過ちを犯している人には忠告して、正しい道に引き戻しなさい。そして善を行うよう励まし、神のことばを教え続けなさい。
それから、私の泊まる部屋を用意しておいてくれませんか。神があなたがたの祈りに答えてくださり、まもなく私もそちらへ行けるようになると思っています。