夫は妻を愛し、いたわりなさい。つらく当たったり、邪険な態度をとったりしてはいけません。
イサクはリベカを、亡き母サラが使っていたテントに連れて行きました。こうして二人は結婚したのです。イサクは妻を心から愛し、母親を亡くした悲しみも、妻を得たことで慰められました。
短い一生の間、愛する女性と幸福に過ごしなさい。神が下さった妻は、地上での労苦に対する最大の報酬だからです。
「だれでも、わたしに従いたければ、父、母、妻、子、兄弟、姉妹以上に、いや、自分のいのち以上にわたしを愛しなさい。
「彼らの口は、 のろいと苦々しいことばで満ちている。」（詩篇10・7）
無慈悲、憤り、怒りなどを捨てなさい。とげのあることばやえこひいきをなくしなさい。
また夫は、教会のためにいのちを捨てるほどの愛を示されたキリストにならって、妻を愛しなさい。
そこで、もう一度言います。夫は妻を、自分の体の一部のように愛しなさい。そして妻は、夫を心から尊敬し、従いなさい。
父親は、子どもがいらだつほどしかってはなりません。
しかし、もし自分にねたみや敵対心があるなら、決してその知恵をひけらかしてはいけません。それは偽善です。
同じように夫も、妻を心にかけなさい。女性が男性よりも弱い者であることを意識して、いたわりなさい。神の祝福は、妻と共に受け継ぐべきものだと心得なさい。もし妻に対する態度が誤っていれば、あなたがたの祈りはむなしいものとなります。
