傷ついた同胞のことを思うと、涙があふれます。 あまりの驚きと悲しみのために、口もきけません。
「王様、どうして悲しまずにいられましょう。先祖たちの眠る町が廃墟となり、門も焼け落ちたままなのです。」
だから、彼らにこう言いなさい。 『私の目からは、夜となく昼となく涙があふれる。 同胞が剣で刺され、重傷を負って 地面に転がっているからだ。
「ユダは嘆き悲しむ。 いっさいの仕事の手を止め、だれもかれも地にひれ伏す。 エルサレムから大きな叫び声が上がる。
神よ。私は人々が恐ろしい災難の下敷きになるのを 見たくありません。 そのような計画は神が立てたもので、 私が立てたのではありません。 私が彼らに伝えたのは、神のおことばであって、 私のことばではありません。 私は、彼らが滅びるのを見たくありません。
私は苦痛のため身もだえします。 心臓は激しく波打っています。 とても黙ってはいられません。 敵のラッパの音と雄たけびを聞いたからです。
「刈り入れは過ぎ、夏も終わったのに、 私たちはまだ救われない。」
ああ、私の目が涙の泉であったら、 殺された同胞のために、 昼となく夜となく、永久にすすり泣くことだろう。
私は、神の激しい怒りのむちが振り下ろされるのを、 この目で見ました。
迎える民は、恐怖のあまり青ざめる。
まもなく、この町は人っ子一人いない 散乱状態となる。 心は恐怖におののき、ひざは震え、 彼らはぼう然として青ざめる。
さらにエルサレムに近づいた時、イエスは都をごらんになり、都のために涙をこぼされました。