戦争の音が北の国境から鳴り響く。 全地は、恐ろしい軍隊が近づく音に震えおののく。 敵が来て、国中の町や住民を滅ぼし尽くすからだ。
馬をいなごのように跳びはねさせることができるか。 そのすさまじいいななきは、なかなかのものだ。
全地は主のものです。 世界中のものはすべて 神のものです。
主に従わない民に、激しい怒りを注いでください。 彼らはイスラエルを破壊し、 国を見渡す限りの荒れ地にしたからです。
私たちは子どものころから、 先祖のものであった羊や牛の群れ、それに息子、娘が、 偶像や異教の祭司の食い物になるのを見てきました。
だがいつか必ず、おまえを滅ぼす者は みな滅ぼされ、おまえの敵はみな奴隷となる。 おまえから略奪する者は略奪され、 おまえを攻撃する者は、逆襲される。
『平和はどこにあるのだ。 あるのは恐怖とおののきだけだ。
山々は震え、揺れ動いていました。
ライオンのように国々を滅ぼす者が 住みかから出て来て、おまえたちの国へ向かっている。 町々は住む者もなく、廃墟となる。」
遠くから聞こえるひづめの音と、 地響きを立てる戦車の車輪の音を聞きなさい。 父親は、泣き叫ぶわが子には目もくれず、 一目散に逃げる。
彼らは、おまえの刈り入れた穀物と子らのパンを略奪し、 おまえの羊の群れ、家畜の群れ、ぶどう、いちじくを食べ、 安全だと思っていた城壁のある町々に侵入し、 略奪する。
彼らは完全武装していて、残忍で容赦しません。その雄たけびは、海辺に打ち寄せる波のように響き渡ります。バビロンよ。彼らは戦いのしたくを整え、馬に乗って攻めかかります。
バビロンは震え、苦痛で身もだえします。 主がこの国について計画したことはみな、 少しも変更されないからです。 バビロンは、だれも住まない荒れ地となります。
彼らは血も涙もない残忍な民で、 完全武装し、馬にまたがっている。 この軍隊のざわめきは、海のとどろきに似ている。」
聞け、むちの音を。 戦車がニネベに向かって進んで来る。 車輪とひづめの音を響かせて、 荒々しく通りを走り抜けて行く。 その音のすさまじいことよ。
山々はそれを見て、震えました。 激流が走り、 深い淵が叫んで、主への降伏を告げました。
地上にある良いものはみな、主のものであり、あなたがたを楽しませるためにあるのです。
しかし、もし、「この肉は偶像に供えられたものです」と注意してくれる人がいたら、その人のために、また他の人の良心のために、出された肉を食べるのはやめなさい。
町の名も「ダン」と改めました。彼らの先祖で、イスラエルの息子の一人ダンの名にちなんだものです。元の名はライシュでした。
そこで全イスラエルから、ミツパに指導者たちと四十万の兵が向かい、主の前に一つの心になって集結したのです。ダンからベエル・シェバに至る全国各地はもとより、ヨルダン川の東側のギルアデからも、ぞくぞくと集まって来ました。
聞け、敵軍のひづめが地を踏み鳴らす音を。 見よ、軍馬が跳ね回る姿を。