神殿があるから災いに会うはずはない、と考えて、自分をあざむいてはならない。
あなたがたは死と契約を結んだとうそぶいている。 しかも、アッシリヤ人の攻撃から守ってもらうという 交換条件で、悪魔に身を売り渡したのだ。 「彼らは、われわれに指一本ふれることもできない。 われわれには、彼らをあざむいてくれる 強い味方がついているのだ」と、 おまえたちは高をくくっている。
神の預言者たちに向かって、彼らは言う。 『黙れ。おまえの言うことなど、 もう聞きたくもない』とか、 『ほんとうのことなど、どうでもいい。 耳ざわりのいいことだけを話してくれ。 うそでもかまわない。陰気くさいことはまっぴらだ。 「イスラエルのきよい神がこう言った」という 決まり文句はうんざりだ』と言う。」
公正で、人に偏見をもつまいと心がける者は、 一人もいません。 訴えはうそで固められています。 あなたがたは悪事を企んで、 それを行うことに力を入れます。
こんなことが、いつまで続くのか。もし彼らが『預言者』だと言うなら、彼らは偽預言者で、自分で考え出したことを語っているのだ。
彼らが知恵をしぼって考え出した夢は、わたしの民を罪へ誘い込む、まことしやかなうそで固まっている。わたしは彼らを遣わさなかったし、彼らには、わたしの民に告げることなど何もない。
そこで、エレミヤは偽預言者ハナヌヤに言いました。「よく聞け、ハナヌヤ。主はあなたをお遣わしにならなかった。ところが人々は、あなたのうそを信じ込んでいる。
そこで、私は申し上げました。 「ですが神よ。 民は、あなたのおことばにだまされました。 確か、エルサレムに大きな祝福がくるとの お約束だったのに、 今になっても剣が住民に突きつけられています。」
祭司はまやかしの預言者の意のままになり、 民は、そうなることを喜んでいる。 おまえたちは必ず滅びる。 その時はどうするつもりなのだ。」
神殿のあるエルサレムが破壊されるのを、神が黙って見ているはずはないと言う者たちのことばにだまされてはならない。
わたしは、彼らの妻と畑をほかの者に与える。 彼らはみな、身分の高い者も低い者も、 預言者も祭司も、人の物を自分のふところに 入れることだけを目的に生きてきたからだ。