災難に次ぐ災難が襲い、 イスラエルに残っているわずかな者さえ、 再び刈り取られてしまう。」 こう天の軍勢の主が告げます。 「ぶどうの実を摘む者が、摘み残しはないかと 一本一本調べて回るように、 わたしの民の残りの者は、 もう一度滅ぼされる運命にある。
こうして、陰謀に加わった者は一人もいなくなる。わたしが大きな災いを下すからだ。彼らの刑罰の時はすでにきた。」
「わたしは大ぜいの漁師を遣わして、わたしの憤りから逃れて深い所に隠れているおまえたちを、網で引き上げる。狩人を遣わして、森の中の鹿や、断崖の上に立つ野やぎを狩り出すように、おまえたちを低地へ追い立てる。さばきを逃れようと逃げ出しても、必ず見つけ出して罰する。
ぶどうを収穫する者は、 貧しい者のことを考えて少しは残しておく。 どろぼうでさえ、 すべてを盗んで行くようなことはしない。 だが、わたしがエドムを丸裸にするので、 隠れる所はどこにもない。 子どもも、兄弟も、隣人も、一人残らず殺され、 おまえ自身も滅びる。
それでもまだ生き残る者は、わたしが追いやる国で生き延びるより、むしろ死ぬことをひたすら願うようになる。」天の軍勢の主はこのように宣告します。
同時に、火で世界を滅ぼす権威を授かっている天使が現れて、かまを持った天使に大声で叫びました。「さあ、そのかまで、地上のぶどう畑から実を刈り集めなさい。もう十分に熟して、さばかれる時を待っている。」