伝令が四方八方から王のもとへ駆けつけ、 何もかも失われたと報告します。
王の手紙にはこう書かれていました。「アブラハム、イサク、イスラエル(ヤコブ)の神、主に立ち返りなさい。そうすれば主は、アッシリヤの王たちの支配から逃れた私たちのところへ帰って来てくださる。
王の急使は、特命を受けてふだんよりいっそう速く、駆けに駆けて先を急ぎました。勅令はシュシャンの城内でも発布されました。
私の一生は悲劇をはらんだまま、 矢のように飛び去る。
破壊に次ぐ破壊の波が押し寄せ、 国土はすっかり荒れ果ててしまいます。 一瞬のうちに、 家は一軒残らず押しつぶされます。
「全世界の人に、バビロンは滅びると告げなさい。 その国の神であるメロダクは恥をかく。
バビロンよ。 わたしがおまえに罠をしかけ、おまえを捕まえた。 おまえがわたしに戦いをいどんだからだ。
バビロンの王は、敵が来たという報告を受けると、肩を落としました。産みの苦しみをしている女のように、恐怖の苦痛に取りつかれたからです。
退路はすべて断たれ、とりでは焼き払われ、 兵士たちは大混乱に陥っています。
その夜のうちに、カルデヤ人の王ベルシャツァルは殺され、