バビロンは震え、苦痛で身もだえします。 主がこの国について計画したことはみな、 少しも変更されないからです。 バビロンは、だれも住まない荒れ地となります。
そこにいる者はみな、 あなたをまじまじと見つめて言うでしょう。 「ほんとうにこの人が、 世界中の王国を縮み上がらせた人なのか。
世界中が酔った者のようにふらつき、 嵐に会ったテントのように揺れ動きます。 あまりの罪の大きさに耐えきれず、 世界は倒れて、二度と起き上がれません。
しかし、主はただ一人の生けるまことの神、 永遠の王です。 ひとたび主が怒れば、全地は震えます。 このお方の不興を買えば、 世界は御前から隠れます。
わたしの怒りによって、 バビロンはさびれた荒れ地となる。 そこを通り過ぎる者は血の気を失い、 そのすべての傷を見てあざける。
賢い助言者も愚かになり、 何ものをも恐れない勇士もあわてふためく。
バビロンの王は、敵が来たという報告を受けると、肩を落としました。産みの苦しみをしている女のように、恐怖の苦痛に取りつかれたからです。
カルデヤ人の国バビロンへの、わたしの計画を聞きなさい。 小さな子どもたちでさえ、奴隷になって引かれて行く。 身の毛もよだつほど恐ろしいことではないか。
バビロンの倒れる地響きで、全地は揺れ動く。 その断末魔の叫びは、世界の隅々に届く。」
おまえは永久に荒れ地となり、 おまえの石さえも、建築用として再生されることはない。 おまえは地上から完全に一掃されるのだ。」
バビロンめざして、メディヤ人の王たちと将軍たち、 その支配下の国々の軍隊を攻め上らせなさい。
こうしてバビロンは、石くれの山となり、 山犬が住みつき、だれもいない見るも恐ろしい地となる。
町々は廃墟となった。 バビロンは、誰ひとり住まず、旅人さえ寄りつかない、 乾ききった荒れ地となる。
戦争の音が北の国境から鳴り響く。 全地は、恐ろしい軍隊が近づく音に震えおののく。 敵が来て、国中の町や住民を滅ぼし尽くすからだ。
彼らの前で、地は揺れ動き、天も震え上がる。 太陽と月は光を失い、星も姿を消す。
この地は、滅びを目前にして震えおののき、 だれもが嘆き悲しむ。 この地は、増水したナイル川のように盛り上がり、 激しく揺れ動き、再び沈む。
彼は大声で叫びました。「バビロンが倒れた。あの大いなるバビロンが倒れた。そこは悪魔の巣窟、悪霊やあらゆる汚れた霊のたまり場であった。