このようなことを、わたしが罰しないでおくだろうか。 このような国に、報復しないでおくだろうか。
同じように、人妻と汚らわしい関係を結ぶ者も 罰を免れません。
だからイスラエルの全能の神よ、 天の軍勢の主は告げます。 「わたしは、敵となったおまえに怒りをぶちまける。
おまえたちの神々は、 谷川に転がっているなめらかな石ではないか。 おまえたちはそれを拝み、 わたしとは似ても似つかぬその神々を、 相続財産としている。 そんなことをして、わたしが喜ぶと思うのか。
おまえたちは、群れを安全に導くどころか、置き去りにし、滅びへと追いやった。わたしは、おまえたちが彼らに行った悪のために刑罰を下す。
この町は、建てられた時から今日まで、わたしを怒らせることばかりしてきた。だから、わたしはこの町を滅ぼす。
神があなたがたの悪に我慢できなくなったので、祖国は今のように荒れ果て、徹底的に破壊され、のろわれ、だれも住まない地になったのです。
ぶどう園へ行き、 手当たり次第ぶどうの木を引き抜け。 だが、ごくわずかの木は残しておくのだ。 枝を切り落とせ。主のものではないからだ。」
わたしは腕組みしたまま見ているだけで、 手を下さないだろうか。 このような国を罰しないでおくだろうか。
彼らへの憤りがわたしのうちにあふれた。 それを抑えるのに疲れ果てた。 わたしは憤りをエルサレムに注ぐ。 路上で遊んでいる子どもにも、若い人の集まりにも、 夫や妻や祖父母にも憤りを注ぐ。
天の軍勢の主が、彼らにこう命じたのです。 「木を切って、城壁を突きくずす槌を作り、 それでエルサレムの城壁をくずすのだ。 この都は悪に悪を重ねたので、 もはや罰を免れることはできない。
彼らの舌は毒矢のようなうそを射る。 口先では穏やかに語るが、 心の中では相手を殺そうと企む。
この事実に目をつぶり、 罰せずに放っておけるだろうか。 このような国に復讐しないでいられようか。」
私たちは罪を犯したのです。 主に反抗し、 主は、そのことを忘れませんでした。
イスラエルは罪を犯して遠い国へ移されましたが、 刑期はやがて終わります。 しかしエドムの刑期は、いつまでも終わりません。
彼女が自分の偶像バアルのために香をたき、 耳輪や宝石を身につけ、 わたしを捨てて、恋人たちを探し求めて行ったこと、 こうしたすべてのことのために、 わたしは彼女に仕返しをする。」 主がこう言うのです。
この民は、いけにえの儀式を好むが、 わたしにとっては無意味なものだ。 わたしは彼らの罪の清算を要求し、罪を罰する。 彼らはエジプトに戻る。
国全体がそれらの行為で汚れ果てている。そこの住民を罰し、国から追い出す。
契約の違反は戦争で罰する。町に逃げ込んでも、町中に疫病がはやり、結局は敵に征服されてしまう。
神は、ねたむほどにご自分の民を愛している。 だから、その民を痛めつける者たちに復讐する。 その民の敵をすさまじい勢いで滅ぼす。
復讐はわたしの務め、 イスラエルの敵には罰を下す。 判決はすでに下った。」
異教の国民よ、神の国民をたたえよ。 神は彼らのかたきを討ち、 御国と民をきよめられたから。