ところが、わたしの民はわたしに背き、 偶像礼拝に走った。 わたしは、春と秋には雨を降らせ、 刈り入れの時を与える神なのに、 彼らはわたしを敬いもせず、恐れもしない。
そればかりか、先祖のように、 反抗的でかたくなな者や、 神に心を明け渡そうとしない者も出ないでしょう。
「この四十年間、 わたしは苦々しい思いで民を見すえてきた。 心も思いも遠く離れているこの民は、 わたしのおきてに見向きもしなかった。
ああ、わたしの民よ。 おまえたちはもう十分に罰を受けたではないか。 それなのになぜ、なおもわたしに むちで打たれようとするのか。 いつまでも反逆するつもりか。 からだ全部が病気にかかり、弱り果て、 今にも倒れそうではないか。 全身切り傷と打ち身だらけで、 傷口はひどく化膿している。 しかも、薬はおろか包帯も巻いてもらえない。
それゆえ、私の民よ。反抗する者よ。神のもとへ帰りなさい。
人の心は何より欺きやすく、芯まで腐っている。 それがどんなに悪質であるか、 だれにもわからない。
彼らは、野獣に立ち向かう羊飼いたちのように、 エルサレムを包囲します。 「それは、わたしの民がわたしに背いたからだ」と、 主は言います。
「今度は、身分の高い人のところへ行って 話してみよう。 指導者なら、主の道に通じ、 罪を犯せばさばきが来ることを知っているだろうから。」 ところが彼らも、神を完全に拒絶したのです。
彼らは最悪の反逆者で、 口から出るのは神に逆らうことばだけだ。 真鍮のようにあつかましく、鉄のように堅くて残忍だ。
わたしの民が、わたしを離れると決心したからだ。 わたしは彼らが奴隷となると宣告した。 解放してくれる者はだれもいない。
祭司は民の罪を喜び、それをむさぼり食い、 もっと欲しいと舌なめずりする。
罪と汚れに満ちたエルサレム、 暴力と犯罪の町は災いだ。
いくら懲らしめても親の言うことを聞かない、強情で反抗的な息子は、
「あなたがたが反抗的で強情であることはわかっている。こうして私がいっしょにいてさえ主に反抗するのだから、私が死んだらどうなることかわかったものではない。
皆さん。心が悪に染まって信仰をなくし、生ける神から離れることがないように、自分の心を見張りなさい。