実り豊かなモアブから、喜びと楽しみの声が消え、 酒ぶねに入れるぶどうもなく、 喜びの声を上げてぶどうを踏む者もいません。 叫び声は聞こえますが、 歓声ではありません。
十ツェメド(十組の牛が一日で耕す面積)のぶどう園から、 たった一バテ(二十三リットル)のぶどう汁も取れず、 一ホメル(二百三十リットル)の種をまいても、 たった一エパ(二十三リットル)の収穫しかありません。
豊かなぶどう園は、 いばらの生い茂る雑草地となり、
イスラエルはもう一度、偉大な民族となり、 収穫期を迎えた農夫のような喜びにあふれ、 分捕り物を山分けする者のように喜びに満たされます。
食べ物が私たちの目の前から消え、 神の神殿では、 喜びも楽しみも終わってしまう。
酔いどれどもよ、起きて泣け。 ぶどうがすべて荒らされ、 ぶどう酒がなくなったからだ。
わたしが通り過ぎて破壊するので、 どのぶどう畑にも悲しみと叫びがある。
前には二十束の収穫を期待しても、十束しかなかった。五十桶分のオリーブ油を絞ろうとしても、二十桶分しか絞れなかった。立ち枯れ病と黒穂病と雹で、あなたがたの労働に報いたからだ。それでもあなたがたは、わたしのもとに帰ろうとしなかった、と主は言われる。