なおもよく見ると、人々はいなくなり、 鳥は飛び去っていました。
あなたのものであるこの地を、 いつまで彼らのなすままにされるのですか。 野の草でさえ、彼らの悪事のためにうめき、 泣いています。 野獣や鳥は姿を消し、地は荒れ果てました。 それでもなお人々は、 「神がわれわれをさばくはずがない。 われわれは全く安全だ」と言います。
私は泣きながら、山や牧場を指さします。 そこには住む者もなく、 すっかり荒れ果てているのです。 家畜の鳴き声は絶え、鳥や獣も姿を消しました。
この事実に目をつぶり、 罰せずに放っておけるだろうか。 このような国に復讐しないでいられようか。」
すべての生き物は、あまりの恐ろしさに、わたしの前で震え上がる。山々は倒れ、崖はくずれ落ち、城壁は粉々に壊れる。
それで、この地には産物がなく、悲しみだけが満ちる。 すべての生き物は病んで倒れ、 動物も鳥も、そして魚までもが姿を消す。