バルクが読み終えると、一同はおびえきって言いました。「ぜひ王のお耳に入れなければ。
王はその内容を聞くと、恐れて自分の衣を裂きました。
「王と王母に、王座から降りて、 ちりの中に座れと告げなさい。 頭上に輝く冠は奪い取られ、 ほかの人に与えられるからだ。
うそで固めた偽預言者たちのことを考えると、 心が痛みます。 私は恐ろしくなって目を覚まし、 酔っぱらいのようにふらつきます。 彼らには、恐ろしい運命が待ちかまえているからです。 神は刑罰を下すと宣告なさいました。
ところが、エルナタンとデラヤとゲマルヤのほかは、だれも抗議もしません。この三人は、巻物を焼かないようにと訴えましたが、王は耳を貸しませんでした。そのほかの家来は、王のひどい仕打ちを見ても、感情を外に出しませんでした。