ちょうどその時、バビロン軍はエルサレムとラキシュ、アゼカを包囲していました。ユダでまだ残っている城壁のある町は、ここだけだったのです。
エルサレムで謀反が起こった時、王はラキシュへ逃げました。しかし、王のいのちをつけねらう者たちは、暗殺者を送り込んで王を殺しました。
するとまもなく、アッシリヤの将軍は、リブナにいるアッシリヤの王のもとに帰りました。王がラキシュを離れたという知らせを受けたからです。
ユダの山地にも町々を建て、森林地帯には要塞とやぐらを築きました。
それからだいぶたってからのことです。王はラキシュから大軍をつけて使者を送り、エルサレムのヒゼキヤ王と交渉させました。使者の一行は、布さらしの野を通る道のほとりの、上の貯水池の出口近くに陣を張りました。
彼らは、偶像の前で香をたいて祈る。だが、そんなことをしても、悩みと絶望からは救われない。
バビロンのネブカデネザル王とその支配下の国々の軍隊が一つになって、エルサレムとユダの町々を攻めている時、主からエレミヤに次のことばがありました。
エルサレムとユダに向かって叫べ。 国中に響くように警報を鳴らせと言いなさい。 『いのちが危ないから、走って逃げるのだ。 要塞で固めた町へ逃げ込め。』
その時、人々はこう言うだろう。 『私たちはなぜ、ここでじっと死を待っているのだろう。 城壁のある町へ行って、そこで死のう。 主は、われわれを滅ぼすことに決め、 われわれの罪と引き替えに、 毒薬を盛った杯を下さったのだから。
急げ、ラキシュの民よ、 一番速い戦車で逃げるのだ。 ユダの町で最初にイスラエルの偶像礼拝の罪に ならったのは、あなたなのだから。 そして南のすべての町が、 あなたの例にならうようになった。
町々は包囲され、頼みの高い城壁もついにくずれ落ちる日がきます。
そこでアドニ・ツェデク王は、ヘブロンの王ホハム、ヤルムテの王ピルアム、ラキシュの王ヤフィア、エグロンの王デビルに使者を送り、
それで五人のエモリ人の王は、連合軍を編成してギブオンを攻撃しました。