天の軍勢の主はこう言う。 『刑罰が国から国へと渡り歩き、 神の憤りの暴風は地の果てまで吹きつける。
外敵との戦いに加えて、内戦も起こりました。神様が、ありとあらゆる苦しみをもって災いを下されたからです。
主が威厳ある声を響かせ、 怒りをこめて敵の頭上に力強い腕を振り下ろすとき、 燃える炎とつむじ風、 恐ろしい嵐と大きな雹の音となります。
主の激しい怒りの炎が、 国々の軍隊に向けられたからです。 主は彼らを徹底的に打ち、 虐殺する者の手に渡します。
その矢じりは研ぎすまされ、弓はいっぱいに張られ、 馬のひづめは火花を散らし、 戦車の車輪は風車のように回ります。
わたしには、彼らが何をしようとしているか、すべてわかっている。何を考えているかも知っている。そこで、すべての国の人々をエルサレムの前に集め、わたしの栄光を見せる。
このような悪者どもを吹き飛ばすために、 わたしは激しいつむじ風を送る。
すべてを吹き飛ばす主のつむじ風が突然起こり、 悪者どもを直撃する。
北から攻めて来る軍隊を見なさい。 それは、おまえたちに襲いかかる強国だ。
彼らは血も涙もない残忍な民で、 完全武装し、馬にまたがっている。 この軍隊のざわめきは、海のとどろきに似ている。」
それでも、主はこうお語りになる。 「もう少しの我慢だ。 悪に染まったこの国々を告発するために わたしが立ち上がる時が、すぐにくる。 地上の国々を一つに集め、 最も激しい怒りと憤りを下すと決めている。 全地は、わたしのねたみの炎で焼き尽くされる。
民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、
それから、天に不思議な現象が起こります。太陽と月と星には不吉な前兆が現れ、地上では荒れ狂う海と高潮のために、諸国民はおじ惑います。