頼みの連合軍は姿を消したのだから、 大声を上げて泣くがいい。 レバノンに行って彼らを捜し、バシャンで叫べ。 アバリムで彼らを尋ねよ。 彼らは一人残らず死んでいて、 助けてくれる者は一人も残っていない。
当時、バビロンの王がエジプト川からユーフラテス川に至る、以前のエジプトの全占領地を押さえていたので、エジプトのファラオはその後、再び攻めて来ませんでした。
集めた偶像が、はたして、いざというときに 救ってくれるかどうか試してみるがいい。 それらの偶像は、吹けば飛ぶように 頼りにならない代物だ。 一息で吹き飛んで行く。 しかし、わたしに信頼する者はこの地を得、 わたしの聖なる山を受け継ぐ。
ほかの神々を追い回すのは、 いいかげんにやめたらどうだ。 けれどもおまえは言う。 『言ってもむだですよ。 私はこの他国人に恋をしてしまいました。 あとについて行きたいのです。』
おまえたちは、ここかしこと飛び回り、 次々と同盟国を乗り換え、助けを求めて歩き回る。 だが、そんなことをしてもむだだ。 おまえたちの新しい友人、エジプトは、 かつてのアッシリヤのように、おまえたちを見捨てる。
わたしがおまえたちの頼りにしている者を退けるので、 おまえたちは両手で顔を覆い、 失望のあまりしゃがみ込んでしまう。 たとえ彼らの助けがあったにしても、 うまくいくはずはない。
おまえの連合軍は、 ひと吹きの風で姿を消した。 友人はみな、奴隷となって連れて行かれる。 こうして、いやでも自分の悪を認めざるをえなくなり、 おまえは恥をかく。
ある人が妻を離縁し、彼女が再婚した場合、 彼女が再び戻って来ても妻にすることはできない という法律がある。 彼女は汚れた者となっているからだ。 だが、おまえたちは、わたしを置き去りにして 幾人もの恋人と結婚しておきながら、 あつかましくも、またわたしのもとへ帰ると言っている。
どうして晴れ着をまとい、 宝石を身につけ、飾り立てるのですか。 そんなことは、何の役にも立ちません。 同盟軍はあなたがたをさげすみ、殺してしまいます。
私は同盟国の助けを求めましたが、 彼らは少しも役に立たず、がっかりするばかりでした。 祭司も、長老も、同じことでした。 彼らは、残飯をあさってうろつきながら、 道ばたで飢え死にしたのです。
夜通し泣いて、涙が彼女の頬を伝います。 恋人たち(エジプトや他の同盟国)は、 誰ひとり声をかけてもくれません。 今ではみな、敵となっているからです。
それで今、神である主は語ります。「ああ、オホリバ。わたしは、あなたが愛想を尽かして別れたその国々を奮い立たせて、あなたに立ち向かわせる。
それでわたしは、アッシリヤの神々に夢中になっている彼女を、アッシリヤ人の邪悪な手に渡した。
櫂にはバシャン産の樫の木、 船室の壁にはキプロス南岸産の糸杉材を使った。
またある日、主はモーセに言いました。「アバリム山に登り、川向こうの、わたしが与えると約束した土地を見渡しなさい。
「エリコに向かい合った、モアブのアバリム高地にあるネボ山に登りなさい。頂上から、わたしがイスラエル人に与えるカナンの国を見渡すのだ。