エホヤキム王よ。おまえはひどい目に会う。 強制労働によって宮殿を建てているからだ。 おまえは、賃金を支払わないという不正を 宮殿の壁に塗り込み、 戸のわくと天井に虐待をはめ込んでいる。
それからエジプトの王は、エホアハズの兄弟エルヤキムをエホヤキムと改名させ、ユダの新しい王にしました。一方、退けられたエホアハズは、捕虜としてエジプトへ連れて行かれました。
エホヤキムは二十五歳で王となり、十一年間エルサレムで治めましたが、主の目に悪を行いました。
土地はどんどん買い占められ、 住む所さえない人が大ぜいいました。 それなのにあなたがたは、広々とした土地の真ん中に 大邸宅をかまえ、まるでこの地は全部 自分のものだと言わんばかりの顔をしています。
自分でかえさなかったひな鳥を抱く鳥は、 やがて、そのひなに逃げられる。 不正な手段で富を手に入れる者も同じだ。 遅かれ早かれ富を失い、結局は哀れなばか者になる。」
だから、父ヨシヤの跡を継いだエホヤキム王に、 次の刑罰を下す。 彼が死んでも、家族の者はだれも泣かない。 家来は、彼が死んだことなど気にもかけない。
人を虐待したり、人のものを奪い取ったりしてはならない。使用人にはきちんと給料を払いなさい。支払いを翌朝まで延ばしてはならない。
エルサレムに、 殺人とあらゆる罪をはびこらせている。
殺人と強奪で得た金で町を築くおまえは災いだ。
その時、わたしのさばきは速やかに、 確実に行われる。 罪のない人を欺く悪者に、 不品行な者と偽り者に、 雇い人を不当な賃金で虐げる者に、 未亡人や孤児を苦しめる者に、 外国人をだます者に、 わたしを恐れない者に、 わたしはただちに向かう。」 と主は語ります。
そのときは、手ぶらで去らせてはいけません。
聞きなさい、あなたがたの農場で働いた労働者の叫び声を。あなたがたは彼らの賃金を搾取したではありませんか。彼らの叫びは、万軍の主の耳に達しているのです。
