おまえは、くんくんと鼻を鳴らす、 さかりのついた野ろばそのものではないか。 だれが、おまえの欲情を抑えることができようか。 雄は、おまえを探す必要がない。 おまえのほうから飛んで来るのだから。
野ろばの子が人間として生まれないように、 人間が賢くなることなどありえない。
それが身をかがめて子を産み落とし、 体内の重荷から解放されるまでに、 何か月みごもっているのか知っているか。
野ろばは裸の丘に立ち、 のどの渇いた山犬のように肩で息をする。 目を大きく開けて草を探し求めるが、 一本の草も見つからない。」
娼婦は報酬を得るために働き、男たちは多くの贈り物をする。ところがあなたは自分のほうから贈り物をして、自分のところへ来てくれるように男たちを買収している。娼婦とは全く反対のことをしているのだ。だれからも求められないから、自分から報酬を払わなければならないのだ。
非を認めて、再びわたしに助けを求めるまで、 彼らを放置し、家に戻っていよう。 苦しい目に会うと、たちまち彼らはわたしを捜し求め、 次のように言うからだ。
ひとりぼっちでさまよう野生のろばのようだ。 友と言えば、自分が雇った者たちだけで、 アッシリヤもその一人だ。