おまえはわたしを捨て、わたしに背いた。 だからわたしは、おまえを打ちすえようと、 こぶしを振り上げる。 おまえに立ち直る機会を与えるのがいやになったのだ。
なんと罪深い民だろう。 罪の重さに耐えかね、前かがみで歩いている。 彼らの先祖も悪い者だった。 彼らは生まれながらの悪人で、 わたしに背き、わたしをさげすんだ。 自分から、わたしの助けを断わったのだ。
そこで主は、機会あるごとに、 わかりやすいことばで同じことを語りました。 ところがこの簡単明瞭なことばに、 彼らはつまずいて倒れ、足を折り、 罠にかかって捕らえられるのです。
エジプト人はただの人間であって神ではありません。 その馬は取るに足らぬ動物で、 どんなものでも蹴散らす霊ではありません。 主がこぶしを振り上げると彼らはつまずき、 助けるはずだった人たちの間で倒れ、 どちらも滅んでしまいます。
こうして、わたしの民に罰を加える。 わたしを捨て、 自分の手で作った神々を拝んだからだ。
父と息子をいがみ合わせる。少しもあわれむことなく、徹底的に滅ぼす。」
わたしの民は悪事に悪事を重ねた。 いのちの水の泉であるわたしを捨て、 水をためることもできない、壊れた水ためを作った。
神であるわたしが、行くべき道を示したのに、 おまえが反抗したからだ。
おまえ自身の悪が、おまえを罰する。 神である主に刃向かい、神を捨てることが どんなに悪いことであり、恐ろしいことであるかを、 身をもって知るようになる。」 こう天の軍勢の主は宣告します。
ところが、私は神の使者になることを やめるわけにはいきません。 二度と主のことを口にしないでおこう、 これ以上、神の名によって語るのはやめようと言うと、 私の心のうちにある神のことばは、 まるで火のように骨の中で燃えています。 そのため、苦しくてたまりません。
神があなたがたの悪に我慢できなくなったので、祖国は今のように荒れ果て、徹底的に破壊され、のろわれ、だれも住まない地になったのです。
彼らへの憤りがわたしのうちにあふれた。 それを抑えるのに疲れ果てた。 わたしは憤りをエルサレムに注ぐ。 路上で遊んでいる子どもにも、若い人の集まりにも、 夫や妻や祖父母にも憤りを注ぐ。
敵が彼らの家に住み、畑や妻を横取りする。 わたしがこの民を罰するからだ。
エレミヤよ、二度とこの国の民のために祈ってはならない。彼らのために泣くことも、彼らを助けるようにと、わたしに祈ったり哀願したりしてはならない。わたしは耳をふさぐからだ。
ところが、彼らはわたしの言いつけを聞こうとせず、頑固で悪い思いをもって、したいほうだいのことをした。前進するどころか後退した。
この賢い教師たちは、神のことばを変えた罪のために 遠い国へ流され、恥をさらす。 その時になっても、 変わることなく賢い者だと言えるだろうか。
偽預言者の一人がお告げを語ったとしても、それは偽りだ。その預言は実現しない。わたしはその預言者を、わたしの民イスラエルから絶ち滅ぼす。
それゆえ、重い罰を加え、多くの国を侵入させて、おまえを廃させる。国として立ち行かなくなるまで滅ぼそう。その時、おまえはわたしが主であることを知る。」
神である主がこう語ります。 「わたしはおまえの敵となる。こぶしでおまえを打ち砕き、完全に滅ぼそう。
わたしの民が、わたしを離れると決心したからだ。 わたしは彼らが奴隷となると宣告した。 解放してくれる者はだれもいない。
わたしは身代金を払って イスラエルを地獄から救い出そうか。 死から買い戻そうか。 死よ、その恐ろしさをイスラエルに存分に味わわせよ。 墓よ、その災いをはっきりと示せ。 わたしはもうあわれまない。
イスラエルは若い雌牛のように扱いにくく、 主が草の生い茂る牧場へ連れて行こうとしても、 少しも言うことを聞かない。 ユダよ、そのようになるな。
わたしはこぶしでユダとエルサレムを打ち砕き、 残っているバアルの礼拝者を断ち滅ぼす。 偶像に仕える祭司を抹殺し、 そのため、彼らの記憶さえ消え去る。
あなたがたの先祖は、それに耳を貸そうとしなかった。強情に顔をそむけ、耳をふさいでわたしのことばを聞くまいとした。