あなたのものであるこの地を、 いつまで彼らのなすままにされるのですか。 野の草でさえ、彼らの悪事のためにうめき、 泣いています。 野獣や鳥は姿を消し、地は荒れ果てました。 それでもなお人々は、 「神がわれわれをさばくはずがない。 われわれは全く安全だ」と言います。
悪者どもの手に入れた肥沃な地を、 塩分の多い荒れ地に変えられます。
今まではわたしも、じっと黙って見てきた。 おまえは、神は気にかけていないと思っていた。 しかしついに、罰の下る時がきた。 これらのことが、おまえの罪状だ。
国は民の罪のために苦しみ、地はやせ衰え、 作物はしおれ、空は雨を降らせません。 国は犯罪によって汚れました。 住民が神のおきてに背き、 神の永遠の命令を破ったからです。
そのため神ののろいが下り、 人々は心がすさみ、日照りで死に絶えます。 生き残る者は数えるほどしかいません。
彼らはそこを人の住まない地としました。 泣いている悲しげな声が聞こえます。 全地は荒れ果てているのに、 誰ひとり心に留めようとしません。
「ユダは嘆き悲しむ。 いっさいの仕事の手を止め、だれもかれも地にひれ伏す。 エルサレムから大きな叫び声が上がる。
この国は姦淫する者で満ちているため、 神ののろいがかかっています。 地そのものが嘆き悲しみ、 牧草地は枯れています。 預言者たちは悪に走り、 不正を行うことに力を注いでいます。
なおもよく見ると、人々はいなくなり、 鳥は飛び去っていました。
地は嘆き悲しみ、天は真っ暗になる。 わたしが、滅ぼせとの勅令を出したからだ。 わたしはいったん決心したことは、絶対に変更しない。」
預言者は、 神の権威のないことばをしゃべりまくるだけだ。 彼らの言う滅びの宣言は、われわれにではなく、 彼ら自身に下るのだ。」
祭司はまやかしの預言者の意のままになり、 民は、そうなることを喜んでいる。 おまえたちは必ず滅びる。 その時はどうするつもりなのだ。」
だから、神である主はこう宣言します。「わたしは激しい怒りをこの地に注ぐ。人も家畜も木も穀物も、どんなことをしても消えないわたしの怒りの火によって焼き尽くされる。」
私は泣きながら、山や牧場を指さします。 そこには住む者もなく、 すっかり荒れ果てているのです。 家畜の鳴き声は絶え、鳥や獣も姿を消しました。
この事実に目をつぶり、 罰せずに放っておけるだろうか。 このような国に復讐しないでいられようか。」
それで、この地には産物がなく、悲しみだけが満ちる。 すべての生き物は病んで倒れ、 動物も鳥も、そして魚までもが姿を消す。
家畜は腹をすかしてうめき、 牧草がないので途方に暮れている。 羊は悲しい鳴き声を上げる。
ある日、神はアモスに、イスラエルに起ころうとしていることを幻の中で語りました。この幻をアモスが見たのは、ウジヤがユダの王、ヨアシュの子ヤロブアムがイスラエルの王であった時で、地震が起こる二年前のことでした。 アモスは見聞きしたことを、次のように報告しています。 主は、ねぐらからほえるどう猛なライオンのように、 シオンの山にある神殿から、大声で叫びました。 すると突然、カルメル山のみずみずしい牧草地が しおれて枯れ、羊飼いはみな、声を上げて泣きました。
いちじくの木が全滅して花も実もつけず、 オリーブの木も実りがなく、 畑が荒れたままであっても、 羊の群れが野で死に、牛小屋がからっぽでも、
これを聞いて、主の使いは祈りました。「全能の主よ。七十年間、あなたの怒りはエルサレムとユダの町々を襲いました。いつになったら、もう一度あわれみを示してくださるのでしょうか。」
私たちは、自然界もこのすばらしい日を待ち望みながら、苦しみうめいていることを知っています。