それを金と銀で飾り、 金槌と釘で動かないように打ちつける。
ところが彼らの神々は、 銀や金でこしらえた手製のものなのです。
外国人は、人の手で作った金や銀の偶像を拝みます。
金属細工師は斧を作るために炉のそばに立ち、焼けた鉄をかなとこの上で力いっぱいたたきます。そのうちのどが渇き、腹がへり、ふらふらになります。
わたしを、金と銀を惜しげもなく使った偶像と 比べるつもりか。 あなたがたの金を奪って金細工人を雇う者は、 偶像を造り、ひれ伏して拝む。
彼らは偶像をかついで運び、下に置くが、 それはじっと立ったままで動けない。 どんなに祈っても答えがない。 拝む者を苦しみから救えない。
今や民はますます不従順になっています。 銀を溶かして鋳型に入れ、 人の手で巧みに偶像を作っています。 「これにいけにえをささげろ」と言い、 子牛の像に口づけしているのです。
いのちのない木の偶像に、 起きて自分たちを救えと命じる者、物言わぬ石に、 何をすべきか教えてほしいと呼びかける者は災いだ。 偶像は、神の代わりに語ることができるのか。 金銀で覆われているが、その中にいのちは全くない。
