家はなくなり、連れ去られた子どもたちとは、 二度と会えないでしょう。 家を建て直す手伝いをしてくれる者は、 一人も残っていません。
私を見ていられるのも長くはない。 もうじき、私の死骸を見るようになるだろう。
悪人の家は必ず滅び、 正しい人の家は最後まで存続します。
わたしのことばをあなたの口に入れ、 わたしの手の中にあなたを隠し、守った。 星をそれぞれ決められた場所に置き、 この世界を造った。 わたしこそイスラエルに向かって、 『あなたはわたしのものだ』と言いきれる神だ。」
力を貸し、相談相手になってくれる息子は、 一人も残っていません。
住まいを広げ、部屋を造れ。
わたしはおまえの傷を治し、元の健康な体にする。 今は、おまえは『捨てられた者』 『だれも欲しがらないエルサレム』と呼ばれている。」
主は私に、再び語りました。 「ラマ(バビロンの捕虜となったユダヤ人が集合させられた場所)で激しい泣き声が聞こえる。 ラケル(ヤコブの妻。 イスラエル王国の母として象徴的に言われている)は 子どものために泣いているが、 どうしても慰めることはできない。 それは、子どもがいなくなったからだ。」
破壊に次ぐ破壊の波が押し寄せ、 国土はすっかり荒れ果ててしまいます。 一瞬のうちに、 家は一軒残らず押しつぶされます。
敵がわがもの顔に振る舞っています。 エルサレムの多くの罪のために、 主が罰を加えたからです。 幼い子どもたちは捕らえられ、 奴隷として遠くへ連れ去られました。
未亡人を家から追い出し、 その子どもたちから神が与えた権利をもぎ取っている。