攻撃をしかけても、途中であきらめる。 わたしがおまえと共にいて、必ず救い出すからだ。」
長い間差別に甘んじてきましたが、 滅ぼされることはありませんでした。 敵には、私の息の根を止めることは できなかったのです。
わたしは今日、 おまえを彼らにはたち打ちできない者とした。 彼らはどうしても、 おまえに危害を加えることができない。 おまえは、難攻不落の町のように がんじょうそのもので、 鉄の柱、青銅の重い門のように強い。 王たち、将校たち、祭司たちをはじめ、 この国の民は、おまえと戦っても、 とうてい勝ち目がない。
人を恐れてはいけない。 主であるわたしがついていて、 どんな時にも助けるのだから。」
私は、ほふり場に引かれて行く子羊や牛のように、先にある危険に少しも気づいていませんでした。彼らが私を殺そうとしているとは、夢にも思わなかったのです。彼らは、「あの男を殺し、口を封じてしまおう。殺して、彼の名を永久に葬り去ろう」と相談していました。
すると、主は私にこう答えました。「アナトテの町の住民は、おまえを殺そうとしたので罰を受ける。彼らはおまえに、『神の名によって預言したら殺してやる』と言うだろう。だから、彼らの若い男たちは戦場で死に、息子、娘は飢えに苦しむ。
すると、人々はこう相談しました。「エレミヤを殺してしまおう。われわれには、祭司や学者、それに預言者がついている。彼の忠告などいらない。二度とわれわれに不利なことを語り、われわれを苦しめないように、彼の口を封じよう。」
主は再び、私に語りました。
そのうえ、四方八方から脅す声が聞こえるので、 私はおじけづきます。 「彼を訴えてやろう」と、彼らは言います。 かつての友人でさえ、 私がつまずき倒れるのを待っています。 「きっと彼は、自分でしかけた罠に落ちる。 そうしたら、うんと仕返ししてやろう」と てぐすね引いて待っているのです。
しかし主は、偉大な勇士のように 私のそばに立っています。 この力ある恐ろしいお方の前で、 彼らは縮み上がります。彼らは私に歯が立ちません。 かえって恥をかき、徹底的に屈辱感を味わい、 一生、汚名を着せられるようになります。
わたしがそばについていて救うからだ。 わたしはおまえの寄留先の国々を 全滅させることがあっても、 おまえを根絶やしにすることはしない。 もちろん、おまえが完全に罰を免れる というわけではないが。
おまえは救い出す。おまえがひどく恐れている者の手にかかって殺されるようなことはないから、安心するがいい。
これ以上バビロン王を怖がらなくてよい。わたしがついているからだ。必ず彼の手からおまえたちを助け出す。
わたしのしもべヤコブよ、恐れるな。 わたしがついている。 わたしは、おまえの寄留していたすべての国々を 滅ぼすが、おまえには手をかけない。 懲らしめはするが、 それはおまえを正しい者とするためだ。
「だが、よく見ろ。四人いるではないか。縛られずに火の中を歩いているぞ。しかも、焼かれた様子は全くない。第四の人は、まるで神のようだ。」
主に背くのはやめよう。人間など恐れなくていい。主がいっしょにおられる。だれも神様にはかなわないのだから、恐れることはない!」
心配はいらない。あなたを、ユダヤ人からも外国人からも守ろう。あなたを外国人のところに派遣するのだから。
さあ、勇気を出しなさい。恐れたり迷ったりしてはならない。どこへ行っても、あなたの神であるわたしがついている。」