それで、わたしも激しい憤りをもって彼らをあしらう。少しもあわれまず、惜しみもしない。彼らがあわれみを求めて叫んでも、耳をふさいでいよう。」
そのときになって助けてくれと言っても、 わたしはあなたがたを助けない。 わたしを懸命に捜しても、もう遅い。
これからは、手を天に差し伸べて祈っても無駄だ。 目を閉じ、耳をふさぐ。 どんなに祈っても、わたしは聞かない。 おまえたちの手は人殺しの手で、 罪のない犠牲者の血がこびりついているからだ。
さあ、耳をすまして聞きなさい。 主があなたがたを救わないのは、 力がないからではありません。 耳が聞こえなくなったのでもありません。 あなたがたの声は間違いなく主の耳に届きます。
問題はあなたがたの罪です。 罪があなたがたと神との断絶のもとなのです。 罪のために、神は顔をそむけ、 いっこうに聞こうとされません。
だから、彼らに災いを下す。それから逃げることはできない。あわれみを叫び求めても、わたしは耳を貸さない。
彼らが断食しても、わたしは答えない。供え物やいけにえをささげても、受けつけない。わたしは戦争とききんと病気を返す。」
そのため、わたしの憤りは爆発し、火のようにユダの町々とエルサレム市内に燃え移り、現在のような廃墟としたのだ。』
敵がわがもの顔に振る舞っています。 エルサレムの多くの罪のために、 主が罰を加えたからです。 幼い子どもたちは捕らえられ、 奴隷として遠くへ連れ去られました。
しかし、このようにしたのは主です。 主は、警告どおりのことをしたのです。 ずっと前から決めていた エルサレムを破壊するという約束を実現させたのです。 容赦なくエルサレムを滅ぼし、 敵がこの町のことで喜び、 自分たちの力を自慢するように仕向けたのです。
その時ようやく、わたしは激しい怒りを静め、ねたむことをやめ、心穏やかになる。もう怒ることをしない。
わたしはあなたを断じて赦さず、恐ろしい目に会わせる。耳も鼻も切り落とされ、生き残った者も殺される。子どもたちは奴隷として連れ去られ、残った者は焼き払われる。
そのさびと汚れとは、偶像を礼拝してやまない、みだらな行為のことだ。わたしはあなたをきよめようとしたが、あなたが拒んだので憤りを燃え上がらせ、恐ろしい目に会わせる。それまで汚れたままでいるがいい。
だから、わたしは彼らを惜しまず、あわれみもしない。彼らがしたことに対して、十分な報いを行う。」
また、主がほかの男たちにこう言うのが聞こえました。「彼について行って、町中を巡り、額にしるしがついていない者を打て。惜しんだり、あわれんだりしてはならない。
それでいて、困ったことになると、 主に助けてくれと願う。 願いを聞いてもらえると本気で思っているのか。 顔をそむけられるだろう。
神は、ねたむほどにご自分の民を愛している。 だから、その民を痛めつける者たちに復讐する。 その民の敵をすさまじい勢いで滅ぼす。
全能の主は、あなたがたの先祖に激しい怒りを燃やした。
わたしが呼んでも、彼らは聞こうとしなかった。それでわたしは、彼らがわたしに向かって叫んだ時、顔をそむけた。
家の主人が戸を閉めてからでは遅すぎます。外に立ち、どんどんたたきながら、『ご主人様! 開けてください、お願いでございます』と、なりふりかまわず頼んでも、中からは、『おまえたちなど全然知らない』と、冷たい返事が返ってくるだけです。
王を立ててほしいと言ったばっかりに、あとで後悔して嘆いても、主は助けてくださらないだろう。」