そして、彼らを一つの国民にする。一人の王が立てられ、二度と二つの国に分かれることはない。
その王位はシロ(権威を持つ者、メシヤとも解される)が来る時まで続く。人々がみなシロに従うその時まで、ユダは安泰である。
神のひとり子の前にひれ伏し、 その足に口づけしなさい。 主の怒りにふれて、滅ぼされてしまう前に。 私はあなたに警告しておきます。 主の怒りがまもなく燃え上がろうとしています。 主に信頼する人は、なんと幸いでしょう。
主は言われます。 「これがわたしの選んだ王だ。 わたしは彼を、わたしの聖なる都エルサレムで即位させた。」
ああ神よ。王が、あなたが行うように政治を行い、 王子が神を恐れて暮らすように、助けてください。
その支配は東の海から西の海に至るまで、 ユーフラテス川から地の果てにまで及びますように。
その時、ユダとイスラエルの民は肩を組み、捕虜として連れて行かれた北の国から、わたしが彼らの先祖に与えた永遠の相続地へ戻って来る。
また、わたしは彼らと彼らの子孫のためを考えて、彼らに、わたしを永久にあがめる心と思いを与える。
「おまえは人々が何と言っているか聞かなかったのか。彼らは、神はユダとイスラエルを選んでおきながら見捨ててしまった、と言っている。イスラエルはもはや国家としての価値がなくなったと、あざ笑っている。
その時、イスラエルとユダの民は泣きながら、彼らの神であるわたしを尋ね求める。
シオン(エルサレム)に通じる道を尋ね、故国をめざして帰る。『二度と破られない永遠の誓いを立て、主にしっかり結びつこう』と、彼らは言う。
神である主はこう語ります。「わたし自身が、一番高いレバノン杉の木のこずえから、一番柔らかい若枝を摘み取り、イスラエルの一番高い山の頂に植える。木はやがて枝を伸ばし、実を結んで、りっぱな杉の木となる。その下にはあらゆる種類の動物が集まり、枝にはあらゆる種類の鳥が巣を作る。
主はこう語ります。「わたしの聖なる山エルサレムで、全イスラエルはわたしを礼拝する。その所で、わたしはあなたがたを喜んで迎え、いけにえと最上のささげ物を求めよう。
わたしはイスラエルの人口を大いに増し加え、荒れはてた町々も再建して、人々で満たす。
さあ、その二本の杖を片手でつかんで一本の杖とするのだ。
わたしのしもべダビデ(メシヤ)が彼らの王となり、ただ一人の羊飼いとなる。彼らはわたしのおきてを守り、わたしが望むとおりの生活をする。
しかし今、神である主はこう語ります。「わたしは、わたしの民の捕囚を終わらせ、彼らをいつくしんで、また元のように栄えさせる。こうするのは、わたしの栄誉のためだ。
幻の中で、主は私をイスラエルへ連れて行き、高い山の上に降ろしました。そこから見下ろすと、町のようなものが見えました。
それから、ユダとイスラエルの民は統一され、一人の指導者が立てられる。人々は捕囚の地からいっしょに帰って来る。それが実現する日は、なんとすばらしいことか。その日、わたしはわたしの民を、彼らの土地である肥沃な土壌に、再び植えつける。」
「ベツレヘム・エフラテよ。 あなたはユダの小さな村にすぎないが、 永遠の昔から生きている、 イスラエルの支配者が生まれる地となる。」
それから、「結合」というもう一本の杖を折って、ユダとイスラエルとの結合が破られたことを示しました。
内部で分かれ争っている国は、結局自滅してしまいます。
このほかに、別の囲いにも羊がいます。その羊をも導かなければなりません。やがてその羊も、わたしの声に注意深く聞き従い、一人の羊飼いのもとに一つの群れとなるのです。
第七の天使がラッパを吹き鳴らすと、天から大きな声が響きました。「世界はすべて、主とキリストの手に渡った。主は永遠に支配者である。」