「人の子よ、セイル山の方を向き、そこに住む人々に預言せよ。」
さてヤコブは、セイルの地エドムにいる兄のエサウに使いをやり、こう言わせました。
今、アモンとモアブ、セイル山の人々がやっていることをごらんください。あなたは、先祖がエジプトを出て来た時、彼らの国に侵入するのをお許しになりませんでした。それで私たちは、彼らの国を避けて通り、彼らを滅ぼさないでおいたのです。
主よ、バビロン軍によるエルサレム陥落の日の、 エドム人たちの仕打ちを忘れないでください。 彼らは「エルサレムを破壊してしまえ」 と叫んだのです。
主の助けがあるので、 うろたえたり、気を落としたりしません。 固く心に勝利を収めると確信しています。
「人の子よ、エルサレムの方へ顔を向け、エルサレムとネゲブの森に、
「人の子よ、エルサレムに顔を向け、イスラエルとわたしの神殿とに預言しなさい。
「人の子よ。アモン人の地に顔を向け、その住民に預言せよ。
神である主はこう語ります。「モアブ人は、『ユダの国も他の国と変わらないではないか』と言った。
そこには、エドムとその王たち、そのすべての族長たちがいる。かつては勇者だった彼らも、剣で殺された者や地獄に落ちた偶像礼拝者とともに横たわっている。
再び、次のような主からのことばがありました。
「わたしの怒りは、これらの国々、特にエドムに対して燃えている。彼らはわたしを完全に無視し、楽しみながらわたしの国を横領し、自分たちのものにしたからだ。」
「人の子よ、イスラエルの山々に預言せよ。
神である主は幻によって、これからエドムの地に起こることをオバデヤに示しました。 オバデヤは言いました。 「主から知らせがあった。 神は国々に使者を遣わして、 次のようにお命じになったと。 『よく聞け。軍を動員し、エドムを滅ぼすのだ。』
また、私のためにも祈ってください。主のことを大胆に告げる時に、また、主の救いは外国人にも及ぶと説明する時に、適切なことばが与えられるよう祈ってください。
間違っても戦いをしかけてはいけない。セイルの山地はみな、わたしが永遠の領地として彼らに与えたからだ。ほんの一部でもあなたがたに与えるつもりはない。
イサクが授かった息子はエサウとヤコブだ。エサウにはセイル山周辺の地域を与えたが、ヤコブとその子どもたちは、エジプトへ下って行った。