「人の子よ、エジプトの民のために、 また他の強大な国々のために泣け。 彼らを死者の住みかに送り込め。
「主よ、私を殺したって、一文の得にもなりません。 生きていてこそ、友人の前で あなたをたたえることができるのです。 墓に埋められたら、どうしてあなたの真実を 世間に知らせることができましょう。
一方、私のいのちをつけねらう者どもは、 地獄の底に突き落とされるのです。
だがあなたは地獄の深い穴に落とされ、 しかもどん底まで突き落とされます。
だからわたしは、ヤゼルのため、 またシブマのぶどう園のために大声で泣く。 ヘシュボンとエルアレのため、滝のように涙を流す。 そこでは夏のくだものと穀物が台なしになったからだ。
今日から、世界の国々に警告する仕事が始まる。 おまえの口から語られるわたしのことばどおりに、 ある国を引き倒し、滅ぼし、 ある国は起こし、育て、大国にする。」
わたしはおまえを地獄の穴に送り込み、昔の民といっしょに横たえさせる。町は荒れはて、死の町となる。再び人が住むことはなく、その美しさを取り戻すこともない。
どんな国も、雲より高くそびえても、その繁栄を鼻にかけて思い上がってはならない。すべてのものは滅びるからだ。それらはみな、世界中のおごり高ぶる者とともに、地獄に落とされる。」
エジプトがくずれ落ちる大音響で、多くの国を恐れさせた。エジプトと同罪の国々をも、いっしょに地獄に投げ込んだからだ。エデンでおごり高ぶっている他のすべての木々、レバノンのえり抜きの大木、根を深く下ろして水分を吸い上げた木々は、エジプトが共に地獄にいるのを見て慰められる。
わたしは、国々に恐れられているバビロンの大軍を差し向けて、おまえを滅ぼす。 エジプトの誇りも民もみな、粉々にする。 何もかも滅ぼされてしまうのだ。
さあ、エジプトのために泣き叫べ。すべての国々よ、エジプトとその民のために悲しめ。」主がそう語るのです。
「人の子よ、エジプトの王のために嘆け。そして、王に告げよ。 おまえは自分を、国々の中で 強くて若いライオンのようだと思っている。 だがおまえは、ナイル川の岸で水をかき混ぜて 濁らせている、わにのような存在でしかない。
よみの勇士たちは、エジプトの到着を仲間たちといっしょに待ちかねている。エジプトは、自分が見下していた国々、また剣の犠牲となったすべての人々といっしょに、そこに横たわるのだ。
その光景は、私が最初にケバル川のほとりで、次にエルサレムで、神がその町を滅ぼすために来られた時に見た幻と同じでした。私は顔を地にすりつけるようにして、ひれ伏しました。
わたしは預言者たちを遣わして、 あなたたちに迫る滅びを警告した。 『あなたがたを滅ぼす』と脅すことばによって、 あなたたちを切り殺した。 前ぶれもなく突然に、 ちょうど昼のあとに夜がくるように、 わたしのさばきがあなたたちを打ち倒す。
わたしは声をあげて嘆こう。山犬のようにほえ、 夜、泣きながら砂漠を横切る だちょうのように悲しげに。 はだし、裸で歩こう。
ああ、カペナウムよ。大きな名誉を受けたあなたも、地獄にまで突き落とされるのです。あなたのところでしたすばらしい奇跡を、もしあのソドムで見せたなら、ソドムは滅ぼされずにすんだでしょうに。
さらにエルサレムに近づいた時、イエスは都をごらんになり、都のために涙をこぼされました。
だれかが幸せで喜んでいる時には、いっしょに喜んであげなさい。悲しんでいる人がいたら、いっしょに悲しんであげなさい。