流れのほとりに放牧されている家畜の群れも滅ぼす。 その水を濁らせる人も動物もいなくなる。
四十年間、誰ひとり、獣一匹さえエジプトを通らないだろう。もちろん、住む者もいなくなる。
それで、神である主は語ります。「ああ、エジプトよ。わたしは軍隊を送っておまえを攻め、人も家畜もみな滅ぼす。
わたしはナイル川を干上がらせ、 国全体を悪人どもの手に渡す。 外国人の手を借りて、 エジプトとその中にあるすべてのものを滅ぼす。 神であるわたしが、こう語ったのだ。
それで、エジプトの川はオリーブ油のように澄んで、 穏やかに流れるようになる。」 主は語ります。
「人の子よ、エジプトの王のために嘆け。そして、王に告げよ。 おまえは自分を、国々の中で 強くて若いライオンのようだと思っている。 だがおまえは、ナイル川の岸で水をかき混ぜて 濁らせている、わにのような存在でしかない。
ああ、悪い羊飼いども。牧場の最上の場所を自分のために取っておきながら、残りの場所を踏みにじるとはもってのほかだ。自分が澄んだ水をたっぷり飲むと、足でその水を濁らせているが、とんでもないことだ。