わたしがエジプトに火をつけ、 その同盟国をも滅ぼす時、 彼らは、わたしが主であることを知る。
「よく聞きなさい。 わたしこそ神であることを、よくよく知りなさい。 わたしは全世界でほめたたえられる。」
こうして、地上には公平にさばく神がおられ、 善人に必ず報いてくださることが、 だれの目にも明らかになるのです。
だからこそ、神はこれほどまでに激しく怒り、 ご自分の民を戦いで滅ぼしたのです。 しかし、火がついて燃え上がっても、 彼らはなぜそうなったかに気づきませんでした。 神は、彼らが悔い改めることを望んでいるというのに。
こうして主の怒りは晴らされ、 激しい憤りが出し尽くされました。 主がエルサレムに放った火は、 その土台まで焼き尽くしました。
そこで、怒りの炎で、あなたを焼き尽くそう。あなたのすべての罪に見合う報いをする。」
おまえも、他のイスラエルの近隣の国々も、かつてはイスラエルをさげすみ、邪険にしてきたのだが、これからはもう、いばらやとげのようにイスラエルを突き刺したり、引き裂いたりしなくなる。
彼らはイスラエルに安らかに住み、家を建て、ぶどう畑を作る。こうしてイスラエルをさげすんだ回りの国々がみな罰せられるとき、彼らは、わたしが彼らの神、主であることを知る。」
イスラエルも、二度とエジプトに助けを求めたりはしない。助けを求めようとするたびに、以前の苦い失敗を思い出すからだ。こうしてイスラエルは、わたしだけが神であることを認めるようになる。」
イスラエルがわたしに頼る代わりに おまえに助けを求めた時、 おまえにはそれだけの力がなかった。 そのことから、おまえたちはみな、 わたしが主であることを知るようになる。
エジプトは荒れはてる。その時、エジプト人は、このようにしたのは主であるわたしだと知る。おまえは、『ナイル川は私のもの。私がつくったのだ』と言っている。
ナイル川上流のパテロスの町々、 ツォアンやテーベは、わたしの手で廃墟と化す。
わたしは必ずエジプトに火をつけ、 ペルシウムを痛みで苦しませ、テーベを引き裂き、 メンピスを連日、恐怖におののかせる。
「わたしは、マゴグや沿岸地域に安住しているおまえの同盟国すべてに、火の雨を降らせる。その時、彼らもわたしが主であることを知る。
だから、ツロの城壁に火を放ち、 とりでも宮殿も灰にする。」
だから、テマンに火をかけ、 ボツラのとりでをすべて灰にする。」
だから、ラバの城壁に火を放ち、 とりでと宮殿は灰となる。 嵐の時のつむじ風のように、 戦いのものすごい叫び声が上がる。
だから、ハザエル王の宮殿に火を放ち、 ベン・ハダデの堅固なとりでを破壊する。
だから、ガザの城壁に火を放ち、 とりではすべて破壊される。
今、その報いとしてモアブに火を放ち、 その火はケリヨテの宮殿をすべて破壊する。 勇士が叫び、角笛が鳴り響くうちに、 モアブは混乱の中で倒れる。
だから、ユダを火で滅ぼし、 エルサレムの宮殿もとりでもすべて灰にする。」
わたしの怒りの炎は燃え上がり、 地とその産物を焼き尽くし、 山々をなめ尽くす。