主がこう語るからです。 「エジプトの同盟国はみな滅び、 自慢していたエジプトの勢力も消え失せる。 エジプトの町はミグドルからセベネに至るまで、 残らず剣でなぎ倒される。
しかも、神は怒りを静めず、 高慢で屈強な人間をも地にひれ伏させる。
エジプト人はただの人間であって神ではありません。 その馬は取るに足らぬ動物で、 どんなものでも蹴散らす霊ではありません。 主がこぶしを振り上げると彼らはつまずき、 助けるはずだった人たちの間で倒れ、 どちらも滅んでしまいます。
わたしの民は遠くから、あらゆる地から帰って来る。」
あなたがたは、「われわれは英雄だ。歴戦の勇士だ」とうぬぼれていたころのことを覚えていますか。
それゆえわたしは、おまえとその川に向かって立ち上がり、ミグドルからセベネ、さらに南のエチオピヤとの国境に至るまで、エジプト全地を完全に滅ぼす。
わたしはその地を荒廃させ、彼らの高慢の鼻をへし折り、その力にとどめを刺す。イスラエルの山地にある村々は荒れはて、通る人もいなくなる。
エチオピヤとエジプト全土はテーベの力強い同盟者で、 テーベはプテとリビヤからと同様、 彼らからどんな援助でも求めることができた。