わたしはバビロンの王の腕を強くし、その手にわたしの剣を握らせて、エジプトの王の腕を砕く。彼はバビロンの王の前で、瀕死の重傷を負った者のようにうめく。
君たちは私たちを脅迫して、ただ工事を中止させたいだけなのだ。」ああ、神様。どうか、私に力をお与えください。
町には瀕死の病人のうめきが起こり、 傷ついた者は助けを求めて叫ぶ。 しかし、神は彼らの嘆きに答えようとしない。
揺るぎない岩である主をほめたたえます。 戦いが起こると、主は、 弓をひく私の腕を強めてくださいます。
主よ、立ち上がり、戦ってください。 彼らを追い返してください。 早く来てくださり、地上の利得しか考えていない この世の人々から私を救ってください。 神は彼らの家をご自身の宝で満たされたので、 彼らの子も孫も裕福になりました。
神は私に力をみなぎらせ、 行く先々でお守りくださいます。
戦いに臨んで、 頑丈なよろいを着せていただいたおかげです。 敵は私を見ておじけづき、足もとに倒れ伏します。
しかし主は、きびしく問い返します。 「斧は主人に、 自分のほうに力があると自慢できるだろうか。 のこぎりは、それを使う人よりほめられるだろうか。 棒は、それを動かす手がなかったら、 人を打つことができるだろうか。 杖は一人で歩くことができるだろうか。」
これは、多くの国々を征服させるために神が選び、 油を注いで任命したクロスへの主のことばです。 神が力を与えると、彼は強大な王たちの力を砕きます。 神が彼の前でバビロンの城門を開くと、 門は二度と閉まりません。
わたしは主である。 わたしのほかに神はいない。 たとえあなたがわたしを知らなくても、 わたしはあなたを強くし、 どの戦いにも勝利を得させる。
「そのとおりだ」と、主は言います。しかし、バビロンの偶像が壊される時が近づいています。国中に、傷ついた人のうめき声が聞こえます。
おまえがくずれ落ちる響きで国中が震え、虐殺が続けられる中で、傷ついた者たちが悲鳴を上げる。
そこで、神である主は語ります。「わたしは、バビロンの王ネブカデネザルにエジプトの地を与えよう。彼はエジプトの財宝を取り上げ、すべての物を奪って部下への報いとする。
神である主がこう語るからです。 「バビロンの王ネブカデネザルは、 大ぜいのエジプト人を殺す。
国々に恐れられる王とその軍隊は、 エジプトを破壊するために遣わされる。 彼らはエジプトを攻め、地を死体で覆う。
「人の子よ。わたしはエジプト王の腕を打ち砕いた。その腕は手当てもされず、添え木も当てられなかったので、二度と剣を持つことができない。」
わたしはバビロンの王の手を強くするが、エジプトの王の腕はわきに垂れ下がるだけで、使えないものとする。だから、バビロンの王がわたしの剣を握り、それをエジプトに振りかざす時、エジプトはわたしが主であることを知る。
エチオピヤ人よ。 おまえたちも主の剣で殺される。