「人の子よ、わたしはあなたをイスラエルの見張り役とした。わたしの民に与える警告をただちに伝えなさい。
各地の裁判官から、殺人事件や神の教えへの違反などについて訴訟が持ち込まれたら、事実を確かめ、彼らが正しく裁けるよう助けてやりなさい。神の怒りが、あなたがたにも、彼らにも下ることがないためだ。このようにすれば、あなたがたの責任を果たしたことになる。」
途中、警備の人に呼び止められたので、 『どこかで、私が心から愛している方を 見かけませんでしたか』と尋ねてみました。
私は警備の人に見つかり、たたかれました。 城壁の見張りにはベールをはぎ取られました。
主は幻の中で私に命じました。 「城壁には見張りを立て、 変わったことがあったら大声で報告させなさい。 見張りの者が、 ろばやらくだに乗った二列の騎兵が見えると言ったら、 『それだ』と声をかけてやるのだ。」
私は言われたとおり、城壁に見張りを立てました。 やがて、声を振り絞るようにして、 見張りの者が報告してきました。 「来る日も来る日も、 片時も休まず見張ったかいがありました。 ほら、二列に並んだ騎兵がやって来ます。」 その時、彼らの大きな声が響き渡りました。 「バビロンは倒れた。倒れた。 バビロンの偶像は一つ残らず無残に壊され、 投げ捨てられた。」
見張り人たちが声を張り上げ、 喜びいっぱい歌っています。 主が再びエルサレムに帰るのを 目の当たりに見るからです。
わたしの立てた見張りであり羊飼いである イスラエルの指導者は、みな目が見えないので、 危険に気づかない。 みな愚かで、危険が近づいても警告しない。 寝ころんで夢を見るのが大好きだ。
「ラッパのような大声で叫べ。 わたしの民に、彼らの罪が何であるかを知らせよ。
エルサレムよ、私は城壁の上に見張りを置きました。 その人が昼となく夜となく、 約束の成就を神に祈り求めるためです。 祈る人たちよ、少しでも手を抜いてはいけません。 神がエルサレムをしっかり建て上げ、 全地の人の尊敬と称賛の的とされるまでは、 神の手を休ませてはいけません。
「そんなことを言ってはならない。 わたしが送り出す所どこへでも行き、 命じることはすべて語るのだ。
エフライムの丘に立つ見張りが声を張り上げ、 『さあ、シオン(エルサレム)に上って、 神のもとへ行こう』と言う日がくる。」
ところが、だれもわたしの警告に耳を傾けない。 彼らの耳はふさがれていて、聞こうともしない。 わたしのことばに彼らは腹を立て、 二度と聞きたくないと思った。
わたしは見張りを立て、『ラッパの音に注意しなさい。 危険が近づいた合図だ』と警告した。 だがおまえたちは、 『そんなものに注意する必要などない』と言い返した。
主が私に示したすべてのことを、私は捕囚の民に語って聞かせました。
だから、人の子よ。大声で、はっきりと預言しなさい。」
彼らが聞こうが聞くまいが、あなたはわたしの言うことを語れ。もっとも彼らは、骨の髄まで反逆者だから聞かないだろうが……。
今、私は見張り台に立ち、 神が私の訴えにどう答えるか待っていましょう。
その時主は、主の使者であるハガイを通して再びメッセージを送り、彼らに語りました。「あなたがたと共にいて祝福する」と。
ところが、パリサイ派(特に律法を守ることに熱心なユダヤ教の一派)やサドカイ派(神殿を支配していた祭司階級。ユダヤ教の主流派)の人々が大ぜい、バプテスマを受けに来たのを見て、ヨハネは彼らをきびしく責めました。「まむしの子たち! だれがおまえたちに、もうすぐ来る神のさばきから逃れられると言ったのか。
キリストは、ご自分の体である教会を形成する個々の部分として、人々を次のように任命されました。使徒、預言者、教師、奇跡を行う者、病気をいやす力のある者、人々を援助する者、人々の働きを管理する者、異言で話す者。
このように書いたのは、あなたがたに恥をかかせるためではありません。愛する子どもとして戒め、さとすためです。
ですから、私たちの心にいつも主を恐れる思いがあるのです。それで、ほかの人々を説得しようと必死になっているのです。それが純粋な気持ちから出ていることを、神様はご存じです。だから、あなたがたにもこのことをはっきり知っていただきたいと、心から願っています。
こういうわけで、私たちはキリストの大使です。神様が、私たちの口を通して語りかけてくださるのです。キリストが懇願しておられるかのように、キリストに代わって、あなたがたにお願いします。どうか、差し出された愛を拒まず、神様と和解してください。
ですから、私たちはどこへ行っても、耳を傾けるすべての人にキリストを伝え、できるかぎりの手を尽くして、あらゆる人をさとし、教えています。そして、彼ら一人一人を、完全な者として神の前に立たせることができるようにと願っています。
愛する皆さん。なまけ者や手に負えない乱暴者には、きびしく注意しなさい。臆病な人を励まし、弱い人を思いやりなさい。そして、だれに対しても忍耐の心を持ちなさい。
教会の指導者たちの言うことを聞き、服従しなさい。彼らの務めは、あなたがたのたましいを見守ることだからです。彼らには、その役目をどれだけ忠実に果たしたか、神に報告する義務があるのです。彼らが、悲しみながらではなく、喜んで報告できるようにしてあげなさい。そうすることは、あなたがたのためでもあるのです。