イスラエルがわたしに頼る代わりに おまえに助けを求めた時、 おまえにはそれだけの力がなかった。 そのことから、おまえたちはみな、 わたしが主であることを知るようになる。
おまえたちの小さな軍隊では、わが主君の軍隊の最小部隊を指揮する最下位の将校さえ、脅かすことはできまい。たとえエジプトが馬や戦車を出してくれたとしても、それが何の助けになるのか。
全エジプトは、わたしが主であることを知る。」
今度は、あなたをはじめ、あなたの家臣そしてエジプト中の人間が、骨身にこたえるような災害を起こす。この世界にわたし以外に神がいないことを教えるためだ。
エジプトは危険な同盟軍だ。何をしでかすかわかったものじゃない。寄りかかってきたら手を刺してやろうと、杖の先をとがらせて待っている。忘れるな、今までこの国に助けを求めた者は、例外なくひどい目に会ったのだぞ。
おまえたちは、ここかしこと飛び回り、 次々と同盟国を乗り換え、助けを求めて歩き回る。 だが、そんなことをしてもむだだ。 おまえたちの新しい友人、エジプトは、 かつてのアッシリヤのように、おまえたちを見捨てる。
私たちは、同盟国の助けを待っていましたが、 来ませんでした。 最もあてにしていた国さえ、 少しも動こうとしませんでした。
バビロンの王が再びエルサレムを包囲し、そこに住む多くの者を虐殺しても、エジプトの王とその軍勢はイスラエルを助けない。
彼らはイスラエルに安らかに住み、家を建て、ぶどう畑を作る。こうしてイスラエルをさげすんだ回りの国々がみな罰せられるとき、彼らは、わたしが彼らの神、主であることを知る。」
イスラエルも、二度とエジプトに助けを求めたりはしない。助けを求めようとするたびに、以前の苦い失敗を思い出すからだ。こうしてイスラエルは、わたしだけが神であることを認めるようになる。」
わたしがエジプトに火をつけ、 その同盟国をも滅ぼす時、 彼らは、わたしが主であることを知る。