神である主はこう語ります。「エドムの住民は、自分の手でユダの民に復讐するという大きな罪を犯した。
主よ、バビロン軍によるエルサレム陥落の日の、 エドム人たちの仕打ちを忘れないでください。 彼らは「エルサレムを破壊してしまえ」 と叫んだのです。
これは、ドマ(エドムのこと。パレスチナ南部の山地。住民はエサウの子孫で、イスラエルとは深い関係にある)への神のことばです。 「だれかがひっきりなしに私に問いかける。 『見張りの人よ、今は夜の何時ですか。 見張りの人よ、今は夜の何時ですか。 夜明けまで、まだかなり間がありますか。』
「わたしの剣が天で一暴れしたあとどうなるか、 よく見ているのだ。 それは、わたしが滅亡の宣言をしておいた エドム人の上に落ちる。
エドムから来る、あの人はだれですか。 目にも鮮やかな深紅の衣を着て、 ボツラの町から来る、あの人はだれですか。 王の衣をまとい、威風堂々とやって来る、 あの人はだれですか。 「それは、あなたに救いを告げ知らせる主だ。 大きな力をもって救う主だ。」
こうして、わたしのさばきが下る時、彼らはわたしが主であることを知る。」
神である主はこう語ります。「ペリシテ人は昔からユダに恨みを抱き、復讐の念に燃えて攻めて来た。
神である主はこう語ります。「モアブ人は、『ユダの国も他の国と変わらないではないか』と言った。
そこには、エドムとその王たち、そのすべての族長たちがいる。かつては勇者だった彼らも、剣で殺された者や地獄に落ちた偶像礼拝者とともに横たわっている。
「わたしの怒りは、これらの国々、特にエドムに対して燃えている。彼らはわたしを完全に無視し、楽しみながらわたしの国を横領し、自分たちのものにしたからだ。」
神である主は幻によって、これからエドムの地に起こることをオバデヤに示しました。 オバデヤは言いました。 「主から知らせがあった。 神は国々に使者を遣わして、 次のようにお命じになったと。 『よく聞け。軍を動員し、エドムを滅ぼすのだ。』