わたしは、この国を守る正義の城壁を建て上げ、破れ口に立ちふさがって、わたしのさばきからあなたを守ってくれる者を探し求めたが、一人も見つからなかった。
そうなったのは、主がイスラエルの苦境を見て、しかもイスラエルを助ける者が一人もいなかったからです。
あなたの罪は他の人を傷つけ、 善行は他の人の役に立つこともあるだろうが、 それだけなのだ。
神は、 人々を滅ぼそうとなさいましたが、 選ばれた人モーセが間に入ってとりなしました。 怒りを静め、人々を滅ぼさないでほしいと 神に嘆願したのです。
だれが、盾となって 私を悪者から守ってくれるのでしょう。
また、誰ひとりあなたがたを助ける者がなく、 誰ひとりも介入しないのを不思議に思いました。 そこで、ご自分の大能の力と正義をもって あなたがたを救い出そうと、 介入してきたのです。
わたしは辺りを見回したが、 彼らに手を貸す者は一人もいなかった。 わたしはあきれ返り、身のすくむ思いをした。 だから、だれの手も借りず、ひとりで復讐したのだ。
それでもなお、誰ひとり神の名を呼び、 あわれみにすがろうとしません。 そこで神も、私たちから顔をそむけ、 罪に引き渡したのです。
すると主は、こう私に語りました。「たとえモーセとサムエルがわたしの前に立ち、この国の民のために嘆願しても、わたしは彼らを助けない。彼らのことなど放っておきなさい。わたしの目の届かない所へ追い払うのだ。
エルサレム中の通りを駆け巡れ。 高い所も低い所も探して、正直で公平を愛している者が 一人でもいるかどうか、調べてみなさい。 あらゆる広場を探して、そのような者が ただの一人でもいたら、わたしはこの都を滅ぼさない。
わたしは彼らの会話をじっと聞いていたが、 いったいどんなことが耳に入ったと思うか。 自分の罪を悔いる者は一人もいない。 『なんと恐ろしいことをしたのだろう』 と言う者は、一人もいない。 みな、戦場に突進して行く馬のように、 全速力で罪の道を走って行く。
ああ、悪い預言者ども。敵の攻撃に備えて城壁を補強し、主によってイスラエルを強化するために、おまえたちは何をしたのか。