しばらくして、あなたのそばを通りかかると、結婚できる年ごろになっていた。そこで、わたしは自分の衣であなたを覆い、結婚の誓いをした。誓約を交わして、あなたはわたしのものとなった。
「あなたはよくわたしの言うことを聞いた。愛する息子をさえ惜しまずに、わたしにささげようとしたのだ。神であるわたしは誓う。
だれもが驚き恐れた。主の大きな力を恐れ、敵もわれわれを襲わない。主が買い取った国民は、何の心配もなく外国人の間を通る。
あなたのしもべアブラハム、イサク、イスラエル(ヤコブ)に約束されたことを思い出していただきたいのです。『あなたの子孫を空の星のように増やそう。約束の地をすべてあなたの子孫に与え、永遠に受け継がせよう。』こう誓われたではありませんか。」
しかし、イスラエルよ。あなたを造った主は、 今こう言って慰めてくれます。 「恐れるな。わたしはあなたを買い戻したのだ。 わたしはあなたの名を呼んだ。 あなたはわたしのものだ。
あなたを生かすために他の者が犠牲になった。 あなたのいのちを買い戻すため、 他の者のいのちと交換した。 わたしにとって、あなたは高価で尊いからだ。 わたしはあなたを愛している。
それは、かつてイスラエルにこう言ったからだ。 わたしの民よ。 わたしは永遠の愛をもっておまえを愛してきた。 あわれみの綱でおまえを引き寄せてきた。
それは、わたしが彼らの先祖の手をとってエジプトから導き出した時、結んだようなものではない。彼らがそれを破ったので、やむなく、わたしは彼らを見捨てた。
ところが、わたしが通りかかって、血まみれのあなたを見つけたのだ。『死んではいけない。野の草のようにたくましく、大きくなるのだ』と、わたしは言った。そして、そのとおりになった。あなたは背も高く、ほっそりとしなやかになり、玉のように美しい、うら若いおとめに育ち、乳房もふくらみ、髪も伸びた。だが裸のままだった。
イスラエルが子どものころ、 わたしは彼を息子のように愛し、 エジプトから連れ出した。
そこで彼女のぶどう畑を返し、 アコル(『苦しみ』の意)の谷を、望みの門に変えよう。 彼女はそこでわたしに答え、 喜びにあふれて歌うようになる。 まだ彼女が若かったころ、 わたしが彼女をエジプトの奴隷から 解放した時のように。
そのため、彼女が愛人たちを追いかけても、 追いつくことができない。 捜し回っても見つけることができない。 そこで、『夫のもとに戻ろうか。 今よりも、あの人といっしょの時のほうがよかった』 と考えるようになる。
「わたしはあなたがたをとても愛してきた」と 主は言います。 ところが、あなたがたは問い返します。 「ほんとうですか。いつ、そうしてくださいましたか。」 主は答えます。 「わたしは、 あなたがたの先祖ヤコブを愛することによって、 あなたがたに対する愛を示した。 そうする理由などなかったのに。 わたしは、ヤコブの兄エサウを退け、 エサウの住む山々と相続地を荒廃させ、 荒野のジャッカルに与えた。
しかし、私たちがまだ罪人であった時、神はキリストを遣わしてくださいました。そのキリストが私たちのために死なれたことにより、神は私たちに大きな愛を示してくださったのです。
主は思いやりのあるお方ですから、あなたがたを見捨てたり、滅ぼしたりはなさいません。先祖たちへの約束は必ず果たしてくださいます。
「だれだ、おまえは!」とボアズが問いただすと、ルツは答えました。「ボアズ様、私ルツでございます。どうぞ、神様の律法に従って私を妻にしてください。あなた様はその権利がある親類ですから。」
主は、ご自分の民を捨てて、その偉大なお名前を汚すようなことはなさらない。主はあなたがたを、特別な民として選んでくださったのではないか。そうすることが主のご意志だったのだ。