その者たちに、『その壁は倒れるぞ』と警告せよ。大雨が土台を浸食し、大粒の雹と激しい風が壁を打ち倒す。
東風が彼を運び去り、彼は消えうせる。
おまえは、雪の倉に行ってみたことがあるか。 雹が造られ蓄えられる場所を見たことがあるか。 わたしはそれを、戦いの時に使おうと保管している。
悪者の上に火と硫黄の雨を降らせ、 燃える風で彼らをあぶります。
私は神を信じる人々に、 自分の罪に気づいたら、まだ赦される間に 神に告白しなさいと、大声で忠告します。 そうすれば、その人はさばきを免れるのです。
しかし主は、貧しい者にとっては、 嵐を避ける隠れ家、暑さをしのぐ木陰、 土塀をくずす激しい雨のように 非情な人間からかくまう避け所です。
主があなたに、アッシリヤの強大な軍隊を 差し向けるからです。 荒れ狂う雹の嵐のように、 大軍が襲いかかり、あなたを地にたたきつけます。
天の軍勢の主であるわたしは、雷と地震とつむじ風、 火をもって不意に彼らに襲いかかる。
しかしアッシリヤは滅び、その町々は破壊されます。
その幻の中で、私は見たのです。北の方から、燃える火のような巨大な雲を前面に押し出しながら、激しい嵐が私を目がけて突進して来ます。雲に包まれた火は絶え間なく閃光を放ちながら、火の中には、みがき上げた真鍮のように輝くものがありました。
壁が倒れると、人々は、『なぜ初めから、それではだめだと注意してくれなかったのだ。なぜ、上塗りをして欠陥を覆うようなことをしたのだ』と叫ぶ。
わたしは、剣、疫病、大洪水、大きな雹、火と硫黄で、おまえと戦おう。
神は怒るのに遅いが、いったん怒ると、 その力は信じられないほどで、簡単には赦さない。 その力を恐ろしい台風や暴風雨の中に示し、 渦まく雲も、 神の足の下でかき立てられる砂ぼこりのようなものだ。
大雨が降り、大水が押し寄せ、大風が吹きつけても、その家はびくともしません。土台がしっかりしているからです。
大雨、大水、大風が襲いかかると、その家はあとかたもなく、こわれてしまうからです。」
