「人の子よ、震えながら食事をしなさい。水も、これで最後であるかのように制限して飲みなさい。
私から出るのはため息ばかりで、 食事ものどを通らない。 うめき声は水のように止めどなくあふれている。
悲しみと涙が私たちの食べ物なのですか。
私たちは、 敵に襲われていのちを落とすのを覚悟して、 食べ物を探しに荒野へ行きました。
さらにまた、主からのことばがありました。
あなたも、姉サマリヤのように悲嘆にくれ、 酔っぱらいのようによろめき歩くようになる。
一日に一食、一回二十シェケル(二百三十グラム)ずつに分けて食べるのだ。
この圧倒されるような幻を見たのは、私だけでした。いっしょにいた者たちは何も見なかったのに、突然、異常な恐怖に取りつかれ、逃げて身を隠してしまい、
食べ物は底をつき、十家族分のパンを焼くのに、一つのかまどで間に合うほどになる。配給はわずかで、とうてい腹を満たすことはできない。
生き残った者は、捕虜や奴隷として遠い国へ連れて行かれる。外国でおびえながら暮らすのだ。風に舞う木の葉の音にもおびえ、剣で追い立てられるように逃げ惑う。追いかけられもしないのに倒れる。
一時も安心できず、不安と絶望に打ちのめされ、悲しみと恐れのあまり体はやせ衰えてしまうでしょう。