「わたしは、あなたがたをエルサレムから連れ出し、わたしに代わってさばきを下す外国人の手に渡そう。
私どもの歴史はすべて罪の歴史であり、歴代の王や祭司が異教徒の王の手で葬られたのもこのためです。そのあげく捕囚の身となり、略奪をほしいままにされ、はずかしめを受けました。ごらんのとおりです。
ピネハスが、災いを引き起こした張本人たちを 処刑すると、神の罰は収まりました。
そのためイスラエルは、 外国人に踏みにじられるようになったのです。 彼らは敵に支配され、抑圧されました。
神はすぐに罪人を罰しないので、人々は悪いことをしても別に怖くないと思っているのです。
だから、バビロンにいるすべてのユダヤ人捕虜よ、神のことばを聞きなさい。
バビロン王はゼデキヤの目の前で、彼の子どもと、ユダの貴族全員を殺しました。
神である主は語ります。「あなたがたは本気で、この町が鉄の盾だと思っているのか。いや、この町はあなたがたを守ることはできない。町の中には、あなたがたに殺された者の死体が散乱し、あなたがたも引きずり出されて虐殺される。
あなたを人殺しをした女、また不貞を働いた女として罰する。
わたしの憤りをぶちまけ、怒りの炎を吹きつけよう。そして、破壊することの上手な、残忍な者どもの手に引き渡そう。
このようにして、エジプトをきびしく罰する時、 彼らはわたしが主であることを知る。」
親がわが子を食べ、子も親を食べるようになる。幸いにして生き残った者も、世界中に散らされる。
あなたは全世界の笑いものとなり、すべての人への恐ろしい見せしめとなる。主が一つの国を激しく叱責し、その国全体に立ち向かうとき、どのようなことが起こるかを見るからだ。主であるわたしが、これを語っている。
それで、神である主は言います。「今、わたしもあなたを攻め、すべての国々が見守る中で罰する。
また、全人類の罪をさばく権威も下さいました。それもみな、子がメシヤだからです。
支配者は、あなたを助けるために、神から遣わされているのです。しかし、何か悪いことをしていれば、支配者はあなたを罰するでしょうから、当然、恐れなければなりません。そのためにこそ、彼は神から遣わされているのです。
主は、あなたも王も国外追放にし、先祖のだれも知らなかった地へ追いやります。そこでは、木や石の神々を拝むしかありません。
主は全世界の人を自分の前に立たせて、正当な刑罰を宣告される。その時、彼らの神に対する恐るべき反逆行為の数々と、神に刃向かうことばのいっさいが明るみに出される」と預言しています。