その幻の中で、私は見たのです。北の方から、燃える火のような巨大な雲を前面に押し出しながら、激しい嵐が私を目がけて突進して来ます。雲に包まれた火は絶え間なく閃光を放ちながら、火の中には、みがき上げた真鍮のように輝くものがありました。
すると、「外に出て、山の上でわたしの前に立ちなさい」と主のことばがありました。と、その時、主が通り過ぎ、激しい風が山を直撃し、岩が砕け落ちました。しかし、風の中に主はいませんでした。風のあとに地震が起こりましたが、そこにも主はいませんでした。
二人が話しながら歩いていると、突然、火の馬に引かれた火の戦車が、二人の間に割り込みました。そして、エリヤはたつまきに乗って天に上って行ったのです。
合唱隊と演奏隊は一つとなって、「主はなんとすばらしい方! そのいつくしみはとこしえまで!」と主を賛美し、感謝をささげました。すると、主の栄光がまぶしく光る雲となって神殿を包んだので、祭司たちはその務めを果たすことができなくなりました。
その時、神はつむじ風の中からヨブに答えました。
神は焼き尽くす火をまとい、 雷とともに姿を現されます。 そのまわりには嵐が猛り狂っています。
その激しさは、とてもことばでは表現できないくらいで、エジプト史上、これほどの嵐はありませんでした。
これは、エジプトについての神のことばです。 「見よ。わたしは速い雲に乗ってエジプトへ向かう。 エジプトの偶像は身震いし、 エジプト人は恐ろしさのあまり意気消沈する。
これは、バビロンについての神のことばです。 ネゲブから吹きつける竜巻のように、 荒野から恐ろしい災難が、 うなり声を上げてあなたを襲う。
このような悪者どもを吹き飛ばすために、 わたしは激しいつむじ風を送る。
天の軍勢の主はこう言う。 『刑罰が国から国へと渡り歩き、 神の憤りの暴風は地の果てまで吹きつける。
エルサレムから合図を送りなさい。 『すぐ、逃げ出せ。ぐずぐずするな。』 主であるわたしが、北から、 とてつもなく大きな破滅をもたらすからだ。
ベニヤミン族よ、走って逃げなさい。 エルサレムから逃げ出しなさい。 それしか助かる道はありません。 テコアで警報を鳴らし、 ベテ・ハケレムでのろしを上げなさい。 この国を滅ぼそうと、 強力な軍隊が北方から攻めて来たことを、 すべての人に知らせなさい。
その方は、腰から上は、火のように照り輝く、燃える青銅のように見えました。腰から下は炎に包まれ、その方の回りには虹のような輝きがありました。このように、主の栄光が示されたのです。これを見て、私は地にひれ伏しました。そして、私に語りかける方の声を聞いたのです。
その者たちに、『その壁は倒れるぞ』と警告せよ。大雨が土台を浸食し、大粒の雹と激しい風が壁を打ち倒す。
壁は必ず倒れるのだ。」そう主は言います。「わたしは怒りの嵐と洪水と雹とによって、壁をなぎ倒す。
その光景は、私が最初にケバル川のほとりで、次にエルサレムで、神がその町を滅ぼすために来られた時に見た幻と同じでした。私は顔を地にすりつけるようにして、ひれ伏しました。
私は人の姿のようなものを見ました。腰から下は火で、上は琥珀色(黄褐色)に輝いています。
黒い馬が引く戦車は北へ行き、白い馬のがあとに従う。あし毛の馬が引く戦車は南へ行く。」
神はすべてを焼きつくす火です。
足は、みがきあげられた真鍮のように輝き、声は、海岸に押し寄せる大波のとどろきのようでした。